なつぞら
十勝、酪農が舞台となった「なつぞら」から、滋賀県を舞台とした「スカーレット」が始まり早や1ヶ月。
しかし十勝人にとっては、郷土が舞台となるばかりでは無く基幹産業の酪農を背景に据えてもらい、面目躍如の半年だっただけに、放送終了後の喪失感は大きなものがある。
しかし、その「なつぞら」終了直後に放映された「なつぞら紀行」がBSプレミアムで18:15から再放送され、更に19:00から2時間「なつぞらスピンオフ」と言う、雪月のトヨばあちゃんのその後。もう一本は十勝或いは柴田牧場の男達のその後の二本立てになって放映されます。皆さんお見逃しなき様。
ありゃ、逆さまだ‼︎もとい。
そしてこれが台本
そして右隅には
是非見てね!
ロケハン
今年12月、妹夫婦6人と我々夫婦の8人で我が廣瀬家の故郷探訪を計画している。
我が廣瀬家は昨年、大正7年3月に岐阜県の揖斐川町からこの十勝平野に移住してから100年を迎え、その記念式典を挙行。併せて百年記念誌「賢者は歴史に学ぶ」を発刊した。その一連の行事に触発された妹達の立っての希望で計画したものだ。オレは今回日の出町のイオンでの催事にあわせて、酪農クイズとトークショウに呼ばれ26日2ステージを予定通りすませた。
そして27日朝、次男と共に同宿先の秋川駅を出発。まずバスで八王子へ。八王子からは横浜線で新横浜。そして新幹線のぞみで名古屋へ。途中雲に頭を隠した富士山も見送ってくれた、気がした。
名古屋からは東海道線に乗り換え、大垣。そこから更に養老鉄道で揖斐まで。養老線、上下動や揺れがひどい。北海道のJR石勝線の様だ。
4度の乗り換えと約4時間半程かけて揖斐に到着。揖斐駅前の風景だ。右手方向
正面
そして左手
百年前まで先祖が住んでいた心の故郷に降り立ち感動している次男をパチリ。
その後300年前の親類に迎えて頂き、早速我が廣瀬家発祥の地廣瀬稲荷
や、天上寺跡に立つ廣瀬観音では願いが叶う「おもかりさん」を持ち上げて見る。何を願ったのか
その後上善明寺を訪ねた後、翌日仕事がある次男は戻った。
その夜善明寺住職始め親類4名と夕食。
翌日主だった親類の家を案内していただき、更には揖斐川町長にまで挨拶させて頂いた。そして宿泊先も確認鬱蒼とした森の中の民宿だか、兄妹皆んなで泊まれば怖くない、か。
主立った親類への訪問挨拶も済み、これで言い出しっぺの責任をひとつ果たせたか。
東京、日の出町
昨夜JAL最終便で上京。少し遅れ、22時20分頃羽田空港着。その後車で出迎えを受け、日の出町には深夜23時40分頃ホテル東横インにチェックイン。
ミルクランドの催事は昨日スタート。店長と糸山が老骨に鞭打って頑張っている。
お陰様で何時間もお客様が絶える事なく、長蛇の列を成していた。
お客様の美味しいねの声に店長の顔が思わず綻ぶ。
明日も楽しみ。
そう言えば...
皆さん、新聞を読む時は第一面から繰って行きますか?或いは最終面のテレビ欄から⁈私は子供の頃からの癖か、自分は最終面から目を通す。最近とんとテレビを見ていないのだが...。言い訳はさて置き、スポーツ欄のところに行くと
そうか、日本シリーズやってたんだ。
人の心は移ろいやすいものだ。
初めに、甚大な被害をもたらした「台風19号」。
民主党政権が事業仕分けとしょうして無駄使いとした八ッ場ダムが、洪水被害を最小限に留めたなどと言うニュースも耳目を賑わしていた。
次に、日本が想像以上に強く、初のベスト8入りで日本中が俄かファンに変身。最高視聴率50%超えで人気沸騰の「サッカーワールドカップ」。
そして、191の国の代表者を始め、1999人が参列して行われた天皇陛下の「即位礼正殿の儀」
一世代に一度っきりの儀式だ。
自分自身30年前の儀式の時は仕事真っ盛り。ゆっくり儀式の映像を見た覚えが無いが、今回は時間の取れる高齢者なのでリアルタイムで観させて頂いた。次の即位式の時は、自身は故人となって見る事はないだろう。
日本国中釘付けになるのも当たり前だ。
てな事で、日本シリーズやってたんだ⁈
究極のフードロス解消産業
最近とみに「SDGs」とか「ESG投資」と言った意味不明のアルファベットが新聞やテレビを賑わしている。
そう言えば半世紀前の中学生だった頃「GATT関税と貿易に関する一般協定」とか「WTO世界保健機関」、東西冷戦時代の象徴「NATO北大西洋条約機構」など意味不明な単語を幾つも覚えさせられたものだが、ずんずん新しい略称が増えている。英語が一般的では無い日本人には辛いものだ。
イヤ、思い出話しをしている場合では無い。
今朝の日経新聞24〜25面に「フードロスを考える」と題した鼎談が目を引いた。日本のフードロスは年間643万t。その日本人一人が食べる米の量は年間54kgだが、フードロスは51kgとほぼ同量と載っている。感想はただ「ヘェー」だ。美味しく食べられる「賞味期限」とここまでに食べて下さいと言う「消費期限」を正確に理解していない人も多いとも書いてある。消費者の無理解が強調されているが、このフードロスは危害予防のためにこんなシステムを作り出したメーカーや生産者にも大きな責任があるのでは...
紙面の下段には食品ロス削減に向けた地域、団体、企業の取り組みが紹介されていた。こちらは工場残渣を液体飼料として豚に与え、その豚肉を社員食堂で利用とある。
こちらの企業は自社商品絹ごしとうふの製造過程で出るおからを牛の飼料として利用している。
こちらは店舗から出る食品残渣を堆肥化して関連農家に利用してもらい、収穫された農産物を再び店舗で販売する循環型農業を実施とある。
こう言った取り組みもフードロス削減なんだと気付かされた。
翻って酪農を考えてみるといずれにも勝とも劣らずの産業である事に気づく。
十勝ではビートの収穫作業が真っ盛り。日甜の工場も本格的に稼働し始めたが、その工場残渣と言えば、ビートパルプだ。ビートの根部から砂糖が抽出されるのだが、83%は残渣となりそれは全て乳牛の大好きな飼料となる。ビール工場が近ければビール粕。或いは酒粕。トウモロコの缶詰を作っている工場の近くではトウモロコシの芯と皮。大豆粕、デンプン粕、米糠、ふすまなど枚挙に暇が無い。
20年以上前、我が家でも豆類を栽培していた頃には大豆や菜豆の殻は立派な飼料だった。
又、餌を食べれば糞尿も体が大きいだけに沢山出てくるが、これは藁と混ぜられて発酵させ堆肥として利用される。立派な有機肥料だ。八王子の友人の牧場はコーヒー飲料会社から出るコーヒー粕を敷き料として使用。糞尿の臭いがせずコーヒーの匂いがする牧場として、街中で愛されている。
環境、社会、企業統治に配慮している企業を応援するESG投資や地球規模での持続可能な開発目標と言う意味のSDGsが取り沙汰されているが、酪農は1万年前からの究極的なフードロス解消産業で完全なるサスティナブル産業だ。
牛は人類にとって、無くてはならない素晴らしい家畜だ!