全国デビュー
またまた、業界紙日本農業新聞掲載について
かの業界紙最終面の「一村逸品」のコーナーに、「和のおもてなし」こいシリーズが紹介された。
業界紙とは言え全国版なので、反響は如何程か。
取材して頂いたS田さん、お世話になり有り難うございました。
皆様、スタッフ一同ご注文、お待ちしております。
北海道クルーズトレイン
今となっては懐かしい思い出だが、20余年前から東京或いは札幌に頻繁に通う様になった。いずれも会議が目的なので札幌へは月2回、主に列車を利用しての旅だ。
我が人生これ程頻繁に列車にお世話になるとは思いも寄らなかったが、身を任せていれば目的地に着くと言う気安さだったと思う。札幌に向かう途中はその日の会議の進め方の確認や、窓外を眺めながら冒頭には気の利いた挨拶を、と頭を悩ませ乍らも貴重な時間だった。
さて、身近になったJR。ここ50〜60年、急速に車社会になるにつれ道路網や高速道路が整備されるのと同時に国鉄の分割民営化が起こり、JR北海道として独立。勿論独立採算制なので、人口密度の低い北海道は不採算路線は順次廃線の憂き目を見ることになる。十勝では池北線や広尾線などは真っ先に廃止となってしまった。
例えば日高線。台風の被害を受けると元々慢性赤字路線だった事を盾にJR側は多額の改修工事費は出せず、廃線の方向だ。宗谷本線も旭川から北は特急列車を廃止。根室本線も釧路から先は特急が廃止と、北海道の鉄路は存亡の危機に直面しているのだ。
JRの車内では備え付けのPR誌では必ず小檜山博のコラムに目を通すのだが、その誌の最後の方には北海道のJRの路線図と時刻表が載っている。その路線図を見ていると札幌から石勝線で新得。そこから根室本線で釧路。そこから北に伸びる釧網線で網走。そこからは石北本線で旭川。旭川からは函館本線で札幌へと道内を一周出来るではないか。その沿線には例えば十勝川温泉、釧路湿原のノロッコ号、知床、網走の原生花園、北見のハッカ、旭川ではラベンダーで有名な富良野といくつもの観光名所があるではないか。
さて翻ってJR九州では、クルーズトレイン「ななつ星in九州」と言う鉄旅が人気だとか...!そんな話しをJRの車掌が乗車チケットの確認に来るたび、議論を吹っかけていた。迷惑そうに聞いている車掌もいれば、聞き耳を立て「面白い話しですね。でも自分にはなんのけんげんも有りませんが、もし機会が有れば提案してみますね」と言ってくれる車掌幾人かはいた。
はてその結果かどうか.........
自分このクルーズトレイン実現の功労者などとは口が裂けても言えない。が、三泊四日で盛り沢山の行程のようだ
料金はと言うと、二人一室利用で1人680,000円。
これを高いと言うか安いと言うか...
人生終盤戦に入った身としては、遠からず行ってみたいものだ。
羽化直後!
昨日、上札内の山小屋で地蔵盆の読経を始め様とした時の事だ。
脱皮したばかりのセミが地面に仰向けになって、6本の足をもじもじともがいているのに目が行った。見ると全身薄緑色で脱皮したばかりの様子。
人差し指を差し出すと、しがみ付いて来た。そして羽の方を見ると未だ開ききっていない。地蔵堂の覆い堂の柱にその指を近づけるとのそのそとぎこちなく柱に移って行った。
近くには脱け殻も転がっていた。
脱皮直後のセミを見たのは何十年ぶりか⁈
およそ60年ぶりかと思うが、脱皮直後のセミの羽が広がり切らない内にその羽に触れると、その時点で止まってしまうと聞き覚えていて、慎重に扱った。
約1時間後見に行くと、羽はすっかり広がりホッと胸を撫で下ろす。
地蔵盆の当にその日、羽化直後のセミに出会うなんて......⁈僥倖か。
ジンギスカンの終わる頃見に行くと覆い堂の天井近くまで登っていた。
未だ薄緑色のままだ。
早く健康な彼女を見つけて、また7年後、可愛い子孫を見せて!
第三回地蔵盆
渡道100年を機に父博昭は、北海道に根付いた場所中札内村上札内に先祖供養の為にと、地蔵堂を建立した。そこにはこの百年で亡くなった初次郎、はつ、静江、種治、トク、順子の6人のお骨を分骨し祀ってある。その先祖の供養と共に今を生きる我々が生かされている感謝を込めてのお詣りである。
先ずは焼香。父博昭を皮切りに参列者全員が参拝。
内孫の鈴や葵、智矩の長女柊香も参加。
横浜在住の次男祐二は、消防署勤務と言う仕事柄、コロナの発生の治らない今参加を自粛した。
その後は、先日紹介した急ごしらえのあずま屋で、父博昭のたっての希望でジンギスカンだ。
同朋寺住職と談笑する父母と世話をする直美と眞由美
岩田、土屋夫婦
我々も
実習生の沖縄出身の石川君も参加してくれた。
同朋寺住職は昨日のイベントを「森のお地蔵さん」のおまつりと言っていたが、我が家の歴史に詳しい自分としては「宇右衛門まつり」とでもしたら...
またまた業界紙から
今朝の業界紙日本農業新聞にウエモンズハートが紹介されたので、紹介⁈します。
6月中旬から販売を開始した「和のおもてなし」を表現したこいシリーズのジェラートについて紹介していただいた。
過去にもこの"よもやま話し"でも触れたし、今回の誌面にもある通り、前十勝振興局長三井真氏の肝煎で、十勝らしい商品やもっと本物感のある商品開発を、振興局の職員をモニターとして起用して行われた事業があった。
ウエモンズハートは、店長始め従業員達の不断の努力が、過去22年間支持されて来たと感謝の日々だった。しかし振興局のモニター事業に参加してみて、その気持ちが、守りに入っていたと言うか、井の中の蛙大海を知らずの典型だったと気付かされた。変化を恐れていたのだ。
試行錯誤の末漸くその商品が出来上がったのだ。
写真奥から抹茶、カボチャ、ハスカップの3種類。
今回のモニター事業に参加させて頂いて、「支持されている安心感の上にあぐらをかく事こそ一番恐れなければならない」と気付かされた。
店頭では、周知のためにこんな紹介もさせて頂き、合わせてワンスプーンアンケートなるものを試食を兼ねて実施させて頂いている。
この絵は2013年にビンカシワ氏にン十万円でウエモンズハートの絵を描いて貰ったもので、店頭に飾ってあります。そして今回「濃いシリーズ」のパッケージとして使わせていただいた。
是非お試しあれ。