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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2020年9月 6日(日) 12:28

コラボ始まる

 先日も取り上げさせて頂いた、JA西20条給油所とのコラボ事業が昨日から始まった。
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開始初日の昨日5日は、朝から石狩市の中学校の体験受け入れがあり多忙な1日だった。午前9時から2時間の予定で2クラス約70名。0時30分からは残りの1クラスと2度にわたり受け入れた。素直な生徒さん達で酪農の話しやアイスクリーム作り、牧場見学等は順調に進める事が出来たのだった。しかし、ホテルを出て30〜40分しか経っていないのに、到着早々トイレに行く子が十余名。体験のスタートが20分もずれ込んでしまう。そんな中、ウエモンズハートにはトイレが一つしか無く、中々用足しが進まない。挙げ句はティッシュを大量に使うせいかトイレが詰まったりと大騒動。
出物腫れ物所嫌わずとは言う物の、添乗員さんは出発時間には遅れないで欲しいとイライラ感満載。
 漸く予定より25分遅れでスタート。
何とか予定時間に間に合う様我々と中学生両者共にがんばり、何とか終了。
しかし体験終了後トイレに行きたい子続出。
その点バスのドライバーさんも心得た物。我が家から500mのところにはサラダ館と言う帯広市の公共施設があると言う事を調べ、電話でトイレの使用確認をとり、急ぎで出発して行った。
 午後の第二陣も同じ状況。
何とも慌ただしい体験だった。
午後3時すぎ全てが終わり、クラフトボスのコーヒーをふた口三口。
昨日は終日雨や霧雨と言った生憎の天気だったが、ふと気がつくと駐車場に車がひっきり無しに入ってくるでは無いか。
9月に入ると休日で天気が良くても、午後3時〜4時を過ぎると閑散としてしまうものだが、何事が有ったかしらないけど、ありがたい事!とのんびり体験教室から外を眺めていた。
 一頻り一服してからウエモンズハートの事務所に行くと、何と20条給油所でサービス券を頂いたお客様がチケットとジェラートかソフトクリームと交換しているでは無いか。蛍光灯にもほどがあるが、漸く合点が行った。
 ありがとう。20条給油所の愛須所長、素晴らしい企画をしてくれて!
明日7日までの企画だが、20ℓ給油毎にチケット一枚と交換してくれます。
 明日までの企画ですが、今月20日まで交換可能の様です。

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2020年9月 2日(水) 16:44

自撮り

 65CE1860-2072-41F4-ADC7-18525C3621DC.jpegいきなりの老いさらばえた顔写真で済みません。 8月31日、家内と共に札医大受診の為、車で出かけた。途上コンビニで家内は飲み物を買い出しに行く。その間自分はと言うと、携帯のカメラを自撮りにしてみると、このような顔が写っていた。

 アサヒSUPERPENTAX SP。自分用のカメラとして高校を卒業した年に4万数千円と言う大枚を叩いて手に入れたカメラだ。今も手元に有るが、シャッターなど動くのかなぁ⁈沖縄への卒業旅行。アメリカ、カナダへの2週間に渡る研修旅行。そして新婚旅行など、PENTAX SPはいつも共に有った。
 ここ十数年携帯電話のカメラ機能の性能が高く、カメラの出番が無くなってしまった。一昨年物した廣瀬家渡道100年記念誌「賢者は歴史に学ぶ」の最近の写真は殆どが、携帯で写した物だ。
 まあ、一向に腕は上がってはいないが、往時の画像と共にその頃の自分の心の襞まで思い出される。
 余り自撮りなんぞは撮らないのだが...1歳になったばかりの孫が、是非にとツーショットを写してくれた。

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2020年8月29日(土) 06:54

悪口ばっかり

 昨日の突然の辞任表明をした、安倍総理。
今朝の新聞にも第一面に大々的に取り上げられている。
ページを繰っていくも、7年8ヶ月の長期政権でありながら、あれもダメ、これも半ばと悪口ばかり。
 この長期の安倍政権の間、数度の衆議院、参議院の選挙が実施されたけど、国民の選択は全て安倍政権下の自民党を支持していた。マスコミはこの現実に目を逸らして、何の民意か?マスコミのこの報道姿勢は、国民を無知蒙昧と馬鹿にしているのでは無いか。
 マスコミは国民を代表して、国政を監視すると言う意味では重要な役割を担ってはいる。しかし、世界情勢が激動する今日、日本が生き残る為には何が大事なのか、その趨勢を国民に知らしむる事がマスコミの仕事なのでは。
 ご苦労様の一言も無く、死者に鞭打つ姿勢。墓をあばいても辱めるような姿勢。日本人の美意識とは随分かけ離れている。
 マスコミの報道姿勢、何とも情けない。

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2020年8月28日(金) 18:22

安倍総理、辞任

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安倍晋三総理、緊急記者会見で辞任表明をした。
持病の悪化が理由だが、日中、日韓そして日露関係が思わしくない中、日本の立場を主張しながら関係を改善していくのか?
未知のコロナとの戦いも未だ未知数!
次の政権を担うのは大変な事だ。

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2020年8月26日(水) 17:41

小説家乃南アサ

 チーム・オベリベリ、読み進める程にのめり込んでしまう。
今朝程には、第四章276頁まで進んだ。
 鈴木銃太郎の妹カネの目を通して、晩成社の構成員依田勉三、兄の鈴木銃太郎そして夫の渡辺勝の3人がお互い信じ合い、助け合う姿が描かれている。その3人の姿からカネはチーム・オベリベリと名付けている。
 第一章は、キリスト教の共立女学校でのカネの生活ぶりが描かれている。
第二章は兄の銃太郎が豪農の子弟依田勉三と意気投合し、同じ学舎に通う渡辺勝も加わり北海道開拓に夢を燃やす青春群像だ。
ま、あまり詳細に感想を書いてしまうと、面白味が薄れてしまうのでこの辺にしておくとするが、我々が知っている晩成社の苦労ぶり(霜害、蝗害、風土病など)が時系列に並び、それでいてカネの日々の暮らしの中に自然に溶け込んでいて、作家乃南アサさんの力量が分かると言うものだ。
 
 我々十勝人は晩成社のスタートの苦労ぶりを「開墾の 初めは豚と 一つ鍋」と依田勉三が詠んだとならう。
この本での情景描写は、渡辺勝、カネ夫婦の家に依田勉三が遊びに来て酒を酌み交わしはじめる。そこに鈴木銃太郎も加わる。
晩成社は入植2年目にして、豚と山羊を手探りで買い始める。その豚の餌として野菜クズやホッチャレのあら、クズ豆などを囲炉裏の火で毎夜煮込んでいるのだが、その夜3人はその豚の餌を肴に呑み始める。
「 開墾の...」はその時の様子から生まれてきたものらしい。
後世の我々は、開拓の苦労をものともしない依田勉三の決意の現れている句と言う風に習ったが、乃南アサさんはチーム・オベリベリが生んだ詩として表現している。
 
 この本の帯には「開拓に身を投じた実在の若者達を基にした、著者が初めて挑む長編リアル・フィクション」とある。フィクションである事を前提として第四章のこの下りを読んでいるうちに、小説家も講釈師も一緒だと感じた。
 昔から言われる「講釈師 みてきた様な 嘘をつき」と言う言葉だが、乃南アサが描くチーム・オベリベリの雰囲気が何とも心地いい!

 

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