真俊とピーナッツ
昨日の勝毎
芽室町上伏古で農業を営む土屋真俊君が専用のハーベスターでピーナッツを収穫する風景が、紹介されていた。
真俊君はまだ30代半ばの農家の3代目。彼は高校大学とスピードスケートで国体や海外遠征をする程のスケーターだったが、大学卒業と同時に農業後継者として就農したのだ。
数年後地域の若い農業者仲間と落花生の産地化の研究を始め、既に5~6回目の収穫だ。
未だ未だ道半ばだが、充分手応えは感じているようだ。
立派な経営を続けて来た両親の営農方法や経営をしっかり受け継ぐ事は最も大切な事だか、その中で自分達で新しい作物の産地化を目指す。
ガンバレ真俊!
因みに新聞に紹介された写真の左隅で、両手でピーナッツを掬っている手は、正俊の母親の良子だ、そうだ。つまり良子は私の妹。と言う事は正俊は私の甥だ。
身びいきな話で申し訳ありません。
唯一赤字!
ふるさと納税制度の話し。
発案者は現総理の菅さんで、総務大臣の時に導入し、曲折を経て現在に至る。
この制度の発足当時、寄付額に対して60%乃至80%の返礼品を用意するなど、返礼額の過当競争が始まる。そんな中帯広市はと言うと、例えば1万円の寄付に対して、広報「おびひろ」一年分を送付したり、紫竹ガーデンの入場割引券の送付など、寄付集めには余りにも関心が無いようだった。
その後、過度な返礼競争を鎮静化するため、返礼額の上限を寄付額の30%以下とする通達が出された。
そこで漸く帯広も重い腰を上げ、JTBと業務委託を結び30%上限の提供商品を募集。しかし、説明をよく聞くと手取り30%の中にはサイト運営費20%(600円)と商品発送代金も含まれるのだった。つまり、納税額1万円に対してカップアイス1〜2個しか送れないなど、他自治体との競争力皆無の状況が続いていた。その結果が今日の勝毎に、数字ででていた。 帯広市は基幹産業が農畜産業で税収が安定しているせいか、新制度の利用に関しては動きが鈍い。市民に寄り添った行政運営は望むべくも無いのか。
馬頭さん
例年だと4月中旬に行っている馬頭さんのお祭りを、コロナの関係で延期していたが、収束は見えない物のパンデミックでもなさそうなので、お盆過ぎから計画し、今日開催した。
開催場所は我が家の体験教室なのだが、酪農教育ファーム推進委員会で学習キットとして配布され、常時展示されている牛の等身大の絵を背景に、馬頭観音像を安置しお供え物や具足などを配置した。
毎年お願いしている弘真寺(西24条南2丁目)の住職を導師に午前11時から開催
馬頭さんのお祭りは昔は年に2度、春4月は豊作祈願祭、秋は9月に収穫感謝祭として毎年盛大に開かれていたものだ。相撲大会有り、のど自慢、くじ引きなど忙しい農作業の合間を縫っての、息抜きだったようだ。
今回は全員マスクを着用。参加も各家1名。住職による読経後の法話も自粛。そして3年前から始めたそば打ちやお楽しみ会も無く、手土産を渡すだけの寂しいものだったが、来年につなぐ事は出来たのではないかな。
さて、何十年かぶりに、馬頭さんの幟を牛の絵の鼻先に飾った。
この幟、古色蒼然とした物だが、戦後間も無くに地域の菊地さんと言う人が綿布に筆で直に書いた物で貴重な物だ。
ところで、この幟。
上から、横書きで「奉納」と書いてある。
その下には縦書きで「馬頭觀世音菩薩」とある。
その左横の下部には「氏子一同」とある。
見ての通りなんだが、「菩薩」は仏様だが、「氏子」とは是如何に⁈
氏子とは、神社の氏神様をお祀りする人々の事で、仏様をお祀りするのは「檀家?」と疑問が浮かんだ。
今は便利なものだ。ケータイの検索機能で「氏子と檀家の違い」を入力すると、「檀家」とは仏様をお祀りしている「寺」に所属している人の事。
「氏子」とは。神社に関わらず地域を挙げて「信仰する対象」をお祀りする一団を言うらしい。
いずれにせよ、我が36区実行組合にとっては貴重な物だ。
久しぶり
いつ以来か...久しぶりに朝から太陽の日差しが目に飛び込んで、眩しいくらいだ。
家ネコの親子もその日差しの中を、牛舎を目指して...牛はもとよりネコと雖も我が家の家族だ。牛舎に行けば、搾りたての牛乳がいただけるのだ。
もう雨は要らない!
子牛の出張
第三回となる広瀬牧場と森の里小学校とのコラボ授業が始まった。今年は新型コロナと言われる未知のウイルスが拡散して、開催が危ぶまれたのだが、8/21の四年生の牧場での体験に始まり、9/7〜10の今日まで子牛が牧場に寝泊まりし、全学年と観察、触れ合いを楽しんでもらった。
先ず、一年生による歓迎会だ!事前に子牛の写真を見て、全員で「クーちゃん」と名付けてくれた。
歓迎式典の後、宿舎となるテントに移動。
早速一人ひと抱えずつ敷きわらを入れ、餌や水の与え方、触れ合い方を神妙にきいていた。
ひとしきり寝藁を入れた後、一人ひとり横たわってみて子牛の寝床の感触を確かめ、子牛気分。
(続く......)