丑年
新年あけましておめでとうございます。
昨年末1ヶ月は御無音に打ち過ぎてしまいました。
2021年初日の出です。
帯広はこの冬積雪は全く確認されず、積雪ゼロの日を更新中です。
足元は滑らず、年を取った身には有難いんですが、寒さは厳しく骨身に染みる。
ユヴァル・ノア・ハラリはその著書「ホモ・デウス」の中で、人類は幾度も疫病と伝染病を克服して来た、とある。
COVID-19も今ワクチン投与が始まっている。年内には人類の叡智が打ち勝つ事を信じて前にすすみたいものです。
藤丸を思う時
小泉元総理が、原発反対を訴えて全国行脚を続けているらしい。
自身が総理時代、原発政策を推進してきた事は間違いだった。率直に不明を恥じるとも述べているらしい。
小泉元総理は派閥が幅を利かせる党の古い体質を指摘し、自民党に居ながら「自民党をぶっ壊す!」と言うワンフレーズで総裁になり自動的に総理大臣にまでなった人だ。ワンフレーズで国民の懐に飛び込んで行くのだが、良くも悪くも印象操作になってしまう可能性が大きい。
平成12年、当時の小泉総理大臣は「規制緩和」と言うワンフレーズで大規模小売店舗立地法を廃止してしまった。調べて見るとこの法律は「小売業の正常な発展を図る」ためのものだ。しかしこの法律が廃止された事により帯広もご多聞に漏れず、郊外の畑をどんどん潰して、大規模なショッピングモールが次々と出現する様になってきた。それまで大店法で守られていた街中商店街は、体力も無く閉店を余儀なくされてきた。全国的に街中はシャッター街となり「ドーナツ化現象」なる言葉も生まれてきた。
そして大規模店が郊外に出来てくるとそれに付随して住宅団地も次々と造成されて人の移動が進み、街中は「ドーナツ化」から「スポンジ化」に進化⁈して益々寂れてきている。
当時小泉総理大臣は、アメリカからの「外圧」に耐えられず、「規制緩和」と言うワンフレーズを隠蓑にしてこの所謂「大店法」は廃止されたのだ。
この法律が廃止されて丁度20年。
その様子が今朝の新聞に載っていた。
曰く、「大店法廃止」などと言うこれほど「地域を破滅に導く政策」も見当たらないとも。
当にその通りで、道東唯一のデパート「藤丸」もシャッター街あるいはスポンジ化した帯広の中心で、経営体力もいつ迄保つのか。
手法はcoopサッポロが運営する宅配便「とどっく」の「フジマル版」しか無いのでは⁈
二番煎じかなぁ⁈
ガンバレ長章社長。そして典成副社長。
橋本由香利さん
一昨日、橋本由香利さんが訪ねて来てくれた。
この「橋本由香利さん」と言う名を聞いて、"えぇーっ、あのテーマソングの橋本由香利さん⁈"と思い当たる方は、NHKの朝ドラ「なつぞら」の大ファンではないでしょうか。
そう、その由香利さんです。
今回はプライベートでの来帯で、初めに撮影に全面協力していた真鍋庭園さんに連絡があり、その真鍋庭園さんはじめ帯広駅2階のなつぞら展示会場や鹿追の神田日勝館、そしてウエモンズハートを訪ねてくれました。
ウエモンズハートではこいシリーズの「濃いハスカップ」を食べて頂いたが、とても美味しいと評価していただいた。プライベートでもハスカップは大好きでジャムを手造りしたり、お菓子を作ったりしているそうで、喜んでいただきました。
その夜は焼肉の「平和園」にて、真鍋さんはじめ観光コンベンション協会の櫻井、長井両氏を混え5人で焼肉を楽しんだ。
由香利さんはなつぞらのテーマソング「優しいあの子」ばかりではなく、様々な場面での挿入歌を100曲以上作曲したそうだ。恥ずかしながら不明を恥じてしまいました。
作曲に際しては、事前に送られてくる脚本全てを読み下し、NHKからの連絡があり指定されたページのシーンに沿った挿入歌を作曲するのだそうだ。
例えば、天陽君が原生林を開墾している場面の挿入歌について彼女は希望に燃えた明るく力強いイメージの曲を提供するも、担当者からは、少し明るすぎるので、もう少し苦労の滲み出るような曲調にしてほしいと要求されるなど、一筋縄では行かず、随分と悪戦苦闘されたようだ。
話しを伺うにつけ、なつぞらの脚本作りを手伝った者として随所に共感を感じ、あっという間の時間だった!
別れ際、ウエモンズハートのジェラートを送らせて頂くことを約束し、一緒に写真も撮らせて頂いた。
由香利さんには、マスクを外していただきたかった。
Covid-19
ここ1週間ほど、第3波と見られるコロナの感染拡大が起こり、各地で様々な対応が始まっている。
夜の接客業やカラオケあるいは老健施設からクラスターが発生する可能性が高い事は巷間言われていたところだが、ここに来て、学校や図書館、役所などどこでもクラスターになる可能性が出て来た。
帯広では北の屋台でも発生し、屋台村全体が2週間の休業に入った。上記ニュースにもある通り、札幌ではススキノだが、夜の繁華街として接客業者が軒を連ねている。
折しも年末の書き入れ時の感染拡大で、ススキノ地区を重点的に営業の時短を進めているようだが、線引に意味があるのか不平のコメントが寄せられているようだ。
札幌南四条通りを境に南側だけ規制ではねぇ。自分としても本当に効果があるのか疑問だ。
この第3波は、Go Toトラベル Go Toイートの施策が原因だと言う人もいるが、現代は、人が動いて経済が廻るシステムになっている以上ブレーキとアクセルのコントロールが非常に難しい。
ウエモンズハートも気を緩める事なく、営業しなくては!
冬だー
今日はとうとう冬への扉が開かれた。
屋外で佇む牛の親子の背中にも雪が...
未知のウイルスに脅かされた一年だったが、この冬の入り口にに来てまた感染拡大。感染拡大を抑え込んでいたように見えた夏頃、インフルエンザと同じ様に空気が乾燥する秋から冬にかけて注意が必要との識者の声も有った。そして昨日、北海道は警戒をステージ4に引き上げられた。
ここに来てウエモンズハートも休業対象になるのだろうか。
穏やに冬の扉が開かれたが、巷はパンデミックの様相だ‼︎