新生活
今朝の体調。
体温36.4℃。良し。
血圧103ー78。良し。
患部の痛みや、心臓に違和感も無し。
さあ、今日は無事釈放となります。
昨日担当医の診察と退院後の当面の注意事項の説明がありました。
最も注意する事は感染症です。もし感染症になると結構大変な手術になるので、注意して下さい、との事でした。
注意とは、先ず発熱が続いたり傷口がきれいにならず、開いてくる様な事があればそれは間違いなく感染症になっているので、早急に受診する。
日々の注意は入浴で患部は擦らずシャワーなどをかける程度。
痒みも出てくるけど引っ掻かない。
当面、左腕を上や前に伸ばすなど、無理に使わない。などなど。
次回診察は12日となる。
さあ、新しいペースメーカーに支えられて、楽しく希望の持てる生活がはじまる。
6日目
27日夕方、CRT-Dを入れ替えて早6日目。
傷口の腫れや痛みも少なくなり発熱もない為、昨日の夕方を最後に抗生物質の点滴が終了した。
昨日午後、担当の先生の回診があり、「術後の推移は良好、3日には抜糸。何事も無ければ4日の退院ですね。」との事でした。
網走管内の酪農家で、私と同じ特発性拡張型心筋症を発症している人がいる。
彼は3年前にCRT-Dの交換手術を受けている。
聞くところによると、交換手術自体は簡単に済み、予定通りの日程で退院したそうだ。しかしそれから数日後発熱が有り、風邪を引いたのかと思っていたようだ。しかしそれが何日も続き市販の薬でも熱が下がらず、病院に行った。
そこで、感染症に罹っている事が判明。しかも耐性菌だ。
直ぐに札幌の専門病院へ緊急搬送。
それからが長く、耐性菌との闘い。その後再びCRT-Dを交換術を受ける。但し菌に汚染された電極コードも全て外すため、全身麻酔で数時間の手術だったらしい。
数ヶ月の入院療養後退院の運びとなったが、心筋症の症状は進み車椅子生活になってしまった。
その頃の私は小山先生に導かれ、阪大で先端医療であるハートシート移植手術をうけ、目を見張る様に元気にさせていただいた。
その友人に、「大阪大学の澤芳樹先生も、地元医師の紹介状が有ればいつでも診ますよと言ってくれている。一度大阪まで行ってきたら⁉︎」と進めた事があった。しかし彼はインシュリンを常時使わなければならない程糖尿病が進んでいて、「この状態では紹介状か書けない」と医者に言われ、諦めた経緯がある。
今は何にも意欲が無くなり、直近の事をすぐに忘れるボケ症状が始まっているそうだ。
翻って、自分もこれから最低でも半月から1ヶ月、発熱に要注意。
そう言えば昨日の担当医にも「広瀬さん少し体重落とされた方が心臓にいいですよ」って言われた。
いくら需要と供給のバランスと言われてもなぁ。
今の病院食は1600kcalと制限されているが
うーむ、我が家での食事を振り返ると、朝、昼は同等か我が家での方が少ないくらい。しかしだ。問題は昼の外食。先ず一人前が多過ぎ。ラーメンや蕎麦然り、ピザ、パスタetc.そして夜。週の半分はビールを頂く。肴にお菜のお代わりを......
体重が減らない原因は朧げながら見えているんだが⁉︎
命の支え
今、帯広厚生病院北6病棟で、療養中。
昨日午後4時過ぎから約2時間半程かけて、CRT-Dを交換した。
私の弱った心臓を5年9ヶ月支え続けてくれ、役目を終えて取り出された。
写真をアップしてみる。
3本のペーシングコードをそのまま使用することから、同じ位置に新しいCRT-Dを挿入した。今回の機械は少々大きいらしく、ポケットに新しい機器を挿入するところから苦労し、胸ポケットが裂けるのではと心配になる位、グイグイ押し込む。更には入り口を縫合するのにも縫い代部分が殆ど無く、随分と時間がかかったようだ。
患部だけを露出させる布で、全身を覆われて手術を受けるのだが、手術は局所麻酔なので向こう側の会話は全て聴こえてくる。
主人公は私。
患者が安心出来る会話に努めて欲しいし、手順についても、一つひとつ声がけ、説明して頂けると安心して身を(命を)任せられるのになあ...
人目に晒すような写真では無いけど、今後の参考の為に⁈
矢張り切除し縫合しているだけあって、動くと結構痛みがあり、痛み止めも頂いて服用し始めたら少しは楽だ。
交換術が終わってから丁度24時間が経過。
新しい機器も先代の仕事をしっかり受け継いでくれたようで、大変喜ばしい!
術後、担当の先生に「今回挿入した機械の電池は10年位保つのか?」と尋ねたところ、電池の寿命は変わっていないそうだ。
次回の入れ替え時は73~4才かと思っていると「次入れ替えるまで、心臓に負荷をかけ過ぎない様、大事にして下さい!」だって。
今日94才を迎えたオヤジの山林事業を受け継ぎ、今年の春から81haとなった山林の踏査をし、管理計画を立てるなど、少しずつ始めようと目論んでいたが、もっと負担のかからない方法を考えなくては。
ドローンを購入か...⁉︎
CRT-D
昨日午後、孫の励ましを受けながら、家内に連れ添ってもらい、帯広厚生病院に入院した。
今回はペースメーカー(CRT-D)の電池切れを目前にしての、交換の為に入院したものだ。前回植え込み術を受けたのが約6年前。平成26年の4月14日の事だった。その後帯厚生は建て替えられ、立派な病院に生まれ変わっている。初めての入院だが、セキュリティも厳しくカードを持って歩かないと、病棟はおろかエレベーターすら動かない。コロナを持ち込む危険性を排除するには、入室制限は大切た。しかし、幸か不幸か、一階のコンビニにも行けない。
しかし、今回の担当となってくれた看護師は「ヒロセさん随分お元気そうで嬉しいです。」
「は⁈」と怪訝な顔をしていると「マスクを外しながら、私三浦です。当時酸素吸入を受け、車椅子でしたよね。でも本当にお元気で!」
「あっ、思い出した。旭川医大を出て未だ2年目だったかの看護師さんだ。」
長く病院とお付き合いさせて頂いているおかげか、甲斐甲斐しく世話をしてくれる(看護師の域を超えては居ないが...)。
さて、植え込み術だが、自分は今日五例目と言う事で、午後1時50分現在まだ三例目の方の手術中らしく、まだまだ始まりそうも無い。
今2時半、四例目の方が呼ばれたという事で、周りが少し慌ただしくなってきた。
手術が終わったら、できるだけ早く報告します。少々お待ちを...
誰の首かざり⁈
積雪ゼロで正月を迎えた帯広。この積雪ゼロの記録はいつ迄⁇などと話題になっていたが、早くも7日朝から雪が降り出し、1日で34cm積もり、文字通り冬景色となった。
この時期の十勝の雪はサラサラで除雪は楽々。雪合戦などやろうとしても、雪玉など全く出来ないくらいだ。
さて、翌8日旧第一牛舎と旧馬小屋の間の中庭への扉を開けると見慣れない風景が上記の写真だ。気温が高めの日の降雪時には、電線などへの着雪注意報が出される事が良くある事だ。しかし、上記写真には電線やロープなど芯になるもが無く更には湿った雪でも無いのに、上の写真のように首かざり状に千切れないで繋がっている。中庭で風も殆ど当たらないのも、好条件なのか。
この写真から半月が経つ今日22日。札幌医大受診に加えて横浜出張を終え、約一週間ぶりに件の中庭を見てみると、前回の首かざりは千切れて落ちた様だが、新たに首飾りが出来ている。
今度は二重になっている。
自然の造形!素晴らしい‼️