何年ぶり⁉️
 昨日午前10時を回った頃、ウエモンズハートの勝手口を出ると、車のドアを閉めて店の方に向かってくるやや小柄なオジサンと目が合った。
ここ2年、コロナのパンデミックを抑えるためマスクの着用が義務付けられてから随分不便を感じるのが、目だけを見ての人の判別が難しくなったことだが、昨日は当にそれだ。
 「あれっ、この目は見た事があるぞ...」
そのオジサンは、何故か目が笑っている様に見えて、更に2、3秒目を離せずに見つめていると、矢張り目は怒っていないようだ。
絶対に知っているオジサンだ!
そして確信を持って「オオツカさん!」と声を掛けるとそのオジサンは焦らす様にやや間を置いてから、「そうだー...」と漸く声を発した。
二つ目の手掛かりである懐かしい声を聞き、「いやあ驚いた!懐かしい。何年ぶりだ⁉︎」と聞く。
オオツカさんは「車のドアを閉めて店に向かおうと振り向くと、勝手口のドアが開くと同時に、ヒロセの顔だろ!余りのタイミングの良さにこっちの方こそ驚いた。」と、のたまうのだ。
 時間にすると僅か5.6秒のこの間。何ともはや、疲れる。が、45年来の友人であるオオツカさんが旭川の孫にカップジェラートを送ろうと来店してくれたのだ。
 この「オオツカさん」は昭和52年に十勝農協連主催の十勝管内の農協青年部米、加視察団で一緒になり、10日間の行程中同室の仲だ。
 このオオツカさん、中々気難しい人だ。
羽田→シアトル→シカゴ(泊)翌日、シカゴオヘア空港→カナダトロント(2泊)と視察の旅は続くのだが、憧れのアメリカ、カナダに来れた事で、一日の視察が終わり夕食後には例え1時間でも憧れの地を見てやろうと、ホテルの近くを探検するのだった。
 同室だったオオツカさんを誘うも「オレは行かん」と素っ気ないのだ。そして3日目あたりからはオオツカさんには声を掛けず、日中の視察の中で仲良くなったトミナガさんと示し合わせて毎夜出掛けるようになった。
 その後ナイアガラフォールズ、そしてバスでカナダからアメリカへ越境。ウィスコンシン州マジソンに着いたあたりから、流石のオオツカさんも一人の夜が寂しくなったのか「何よ毎晩お前らばっかり...」と愚痴を言い出した。
余りの勝手な物言いに口論になってしまったが、結局オレとトミナガさんの後をついて歩くようになった。
 四つ年上で既婚者と言う大先輩でもあったので、面倒くさいヤツだなぁと同室になった不幸を嘆いていたのだった。
 帰国後、そのオオツカさんと仲良くなってしまった。
 マジソンで口論をした事でお互いの気心が知れたのだろう。夫婦でお互いの家を訪問したり、食事に行ったりしたものだ。
 20余年前、彼の家の庭先を道東自動車道が通り、一時は牧場の移転先を探したりもしたのだが後継者も無く、10年程前に酪農を止め土地は他人に貸し営農を中止。
オレはオレで体調を崩し、8年前には拡張型心筋症で余命宣告を受けるなどお互いに大きな環境の変化に伴い疎遠になっていた。
 そして、再会!

写真右、74才のオオツカさんと70才のオレ。
今日が満開
 今日4月30日、今年もいよいよ庭のサクラが満開だ。

体験教室の中庭のサイロと牛舎の間のサクラも...

今日はサクラの花がヒラヒラと散り始めているので、昨日か一昨日辺りが本当の満開日かな⁉︎
今年の開花宣言は4月24日と観測史上最も早いらしい。
すもも...

帯広も春本番だ!
催事
 藤丸7Fで今日から、十勝フードコートタウンと言う催事が始まる。
コロナ禍で様々な催しが中止や延期になっている中、「十勝フードコートタウン」として連休中開かれる予定だ。

昨日午後ソフトクリームフリーザーなどを運び込み粗々準備をして置いた。
そして今朝10時のオープンに向けて店長達は準備に余念が無い。


 美味しいソフトクリームとパフェを用意して、皆様のご来場お待ちしております。
山際大臣
 一昨日上京し、昨日東京自由が丘にある、ミルクランドホッカイドウの常設レストランを尋ねた。
自動レジの詳細を体験し話を聞くためである。
 昨日朝、今日は土曜日で国会が休みか⁉︎
とすると、山際大志郎くんに連絡が取れるかも、と思いたっての突然の電話にも関わらず、自由が丘のミルクランドまで会いに来てくれた。
1時間近くミルクランドの2階レストランで話しをさせて頂いたが、30年前の学生のままの山際君で嬉しかった。
 是非日本の為に死力を尽くして下さい。
本当にありがとう。
白鳥
 毎年、早春の恒例となっている白鳥の飛来。
今年の初飛来は3月28日で、ほぼ例年通り。
毎日の行動は時計を持っているかのごとく、毎朝7:00頃どこからとも無く飛来し、午後5:30には飛び去るのだ。

今年は雪解けが遅れたが、黒土が見える所に数羽来てくれた。
 
 数日毎に20~30羽ずつの集団が加わり始め、4月9日には100羽程の大きな集団となって羽を休めて居る。

 14~15日頃には150羽を超える白鳥が集まっている。
そして16日。
白鳥達の動きが何かしら慌ただしさを感じる。

最後には画面奥の防風林を迂回するように次から次へと隊列を組み、、ヨタヨタ歩きで整然とその向こうの牧草畑に歩いて行くのだ。

そしてその16日午後には裏の畑はもぬけの殻。
昼間なのに、一羽もいなくなって居る。
その後17.18日、そして今日全く来なくなった。
きっと我が家の畑で150羽程の白鳥が20日ほど掛けて結団式を行い、首脳同士がシベリア(多分)へのコース取りや20羽前後のグループ作りや飛び立つ準備をしていたのだろう。
 また来春の飛来が楽しみだ。
只、現在北海道では鳥インフルエンザが流行り、あちこちでニワトリの淘汰が進められて居るが、白鳥さん達鳥インフルエンザに感染はしていない事を願うばかり。















 
					 
				
