待望のワクチン
ワクチン接種証明書
注射部位は肩に近い二の腕
7年も仕事をせず心筋症の治療に専念してしてきて、筋肉の落ちてしまった腕で恥ずかしいが...
注射針は極細で殆ど痛みも感じ無い。
これなら獣医師でも接種要員に加えても問題無さそう。国民が認めるなら⁉︎
注射後15分の医師による観察を終え、特別な違和感がないので、接種会場を後にする。
「2度目のワクチン接種が済んだら、マスクの着用はしなくていいのか⁉︎」との質問に医者も口籠もりながら「そうですねぇ、国からの方針を待って貰うしか無いですね」だそうです。
次回は3週間後だ。
穂孕み期
昨日6月6日、牧草の刈り取りを始める。
昨年は6月20日頃牧草の切り込みが済み、さていよいよ乾草をと思ったら、天気がグズつき始め、7月中旬まで刈り取る事が出来ず、すっかり刈り遅れ栄養価の少ない乾草になってしまった。
さて今年はと言うと、禾本科の牧草は穂孕み期を迎えている。
後1週間位待つと出穂期を迎え、栄養価、収量共に最高になるのだけれど、出穂し開花期になると草茎が木質化し、栄養価の低下と共に嗜好性が落ちてしまう。
と言う事で穂孕み期の今、収量は今一だけど息子は牧場刈りを始めた。
さてオレはその後を追うようにテッターを掛ける。
上は、オレがテッター掛けをしている証拠写真だ。
4月の肥料散布、5月のロータリー掛けそして昨日今日のテッター掛け。
拡張型心筋症を患ってからこの7年程は、全くと言っていい程、トラクターを始め全ての農作業から遠ざかっいた。それが今年になってのトラクター作業。
ここまで農作業が出来る迄快復出来たのも、札医大の小山雅之先生のおかげだ。これは2017年7月、阪大までお見舞いに来て頂いた時に一緒に写したものです。
本当に感謝あるのみ!!
獣医師は⁈
全国的に、コロナのワクチン接種に拍車がかかりはじて来た。
しかし、我が帯広の動きは鈍い。全国自治体の99%が7月に終了の見通しの中、我が帯広は病院への呼びかけしか行われず、1ヶ月遅れの9月に終わる予定とか。
さて、今日の勝毎一面に、米沢市長のコメントが載っている
『市長は「国からワクチン供給が示されず、打ち手などをどうマネジメントするのか悪戦苦闘した。(現状の)スケジュールを途中で頓挫させる訳には行かない」と述べ、理解を認めた。』と載っている。
「国のワクチン供給スケジュールが示されないので」と国を悪者に仕立て、「スケジュールを頓挫させる訳には行かない」と医療機関からの苦情は受けたくないと、何とも言い訳感満載のコメント。市民として恥ずかしくなる。
歯医者や薬剤師に検査技師、消防の救急救命士も動員して接種を加速と言う動きが出てきているが、翻って酪農を営んでいる我が家では、「獣医師はワクチンの打ち手にと言うのは、ダメかなぁ」などと話している。
話しはエスカレートして「精液輸送用の液体窒素ボンベを持っているので、ワクチンの持ち運びは可能だ。そして、家畜の治療や授精に行ったついでに、その酪農家の家族にワクチンを接種。更には農家の99%は家畜ばかりでは無く作物も共済に加入しているので、酪農家を回る道すがら畑作農家も接種して回ると、農村部も順次終われるのでは。」
「食糧の安定供給と言う食糧安保の観点からも、農家を優先する事も大事だな」などと、話題になっている。
届いた!
待望のコロナワクチン接種券が届いた!
早速、嫁に家内と2人予約して貰う。
6月中には終われる予定。
さ〜て、7月から、何処に遊びに行こうか。
イヤイヤ、人生残り少ない老人から先に打って頂く有り難さ。
昨日の新聞にサラリーマン川柳「会社へは 来るなと上司 行けと妻」などと笑うに笑えない世相を読んでいる。このコロナ禍の中、社会にでて働かなくちゃならない若者に先駆けて、接種して頂くのだから、先ずは何か社会に役立つ事をさせて貰います。
野性動物との共生
上札内に所有する山小屋博昭山荘付近では、ここ数年羆の出没が目撃されている。
自分自身もヒグマの糞を2度程確認しているし、父親も"ポツンと一軒家"を出て100m程進んだ処で、ヒグマを実際に目撃したいる。
以下の写真は広瀬牧場所有の山林内を走る林道脇。昨年7月10日に走行中、右前方に何か見慣れない黒い物体が⁈
近づいて確認して見ると、どうもクマの糞だ。更に数年前にも近くの林道で見ている。父親が言うには、付近は昔からクマの巣と言われている場所で、今迄出会わなかったのが不思議なのか。
と言う事で、昨日、クマやシカの接近を防ぐ為、野性動物の嫌がる音を発生する装置の実験機を設置した。
午後一で早速設置開始。
BOX内はバッテリーやリレー機器が入っている。
設置後の姿。一番下にはソーラーパネル。
上部の黒い箱は野性動物が嫌がるであろう重低音を流すスピーカー。下の方の白く丸い電球様の物体は周囲の動く物体を見つけるセンサーだそうだ。
これにはタイマーが付いていて午後3時〜翌午前9時迄起動させる仕組みのようだ。
月一の頻度で録画を確認するそうだ。
「その重低音は、矢張りクマの生態研究から確認された音域なのかね」と聞くと「音を聞いて、逃げるか、向かってくるか、はたまた無視されるか全く分かって居ないとの事。」
野性のシカやクマによる農作物の、所謂鳥獣被害がと共に、人が被害を受けたとの報告が増えている。
人間と野性動物の穏やかな共生が願われる。