訃報
2017年5月8日拡張型心筋症治療の治験を受ける為阪大病院に入院した。
全身の健康検査のをクリアして治験が決定し、6月上旬左膝の筋芽細胞を10g採取し心筋シートの培養が始まる。
培養には7週間掛かると言う事で6月20日過ぎ一時退院した。そして、ハートシート移植の為に再入院する迄の4週間の間に、
帯農酪農科第一期生が壮行クラス会を開いてくれた際の写真だ。
一番手前でカメラ目線の男が鹿追の菅原幸市君だ
4月に行われた稚内でのクラス会へ行く為、移動は車の相乗りをするかどうか予備のクラス会を
3月27日に開いたのだが、そこにも菅原幸市君は来ていたが、クラス会は欠席するとの事だった。
彼は普段から控え目だか、その時には特段病んでいる訳でも無さそうだった。
そして昨日昼頃三人ほどの同級生から、その幸市君が亡くなったとの知らせが入ってビックリだった。
その後死因など状況連絡が相次いで入りこちらからも数名に連絡を入れる。

通夜葬儀は鹿追で行われるため、帯広組は我が家に集合し、乗り合わせて通夜に行く予定。
人生は儚い!
昨年夏には、牛乳を使ったお菓子の工房を立ち上げたばかりだったのにさぞやこころ残りだった事だろう
冥福を祈る!
くま❗️
老父が、「ポツンと一軒家」と自認する山小屋の遠景
上札内に所持する100haの山中にあるオヤジの隠れ家での事。
数日前末の妹夫婦がオヤジを伴い、山菜を採りに出かけたのだ。
山小屋に到着と同時に、タラの芽を探しに小屋の周辺(写真では小屋の右手)のカラ松林に入って間もなく、クマとバッタリ!
妹夫婦は腰を抜かさんばかりに驚いて林から飛び出す様に逃げたたそうだが、クマはクマで腹一杯⁉︎で休憩中だったか、驚いて混乱した様に反対方向に逃げて行ったそうだ。
子育て中だったらどんな事になっていたか?
寿命が大分縮んだそうだ。
一昨年(R3年7月)には件の山小屋から70~80mの所で、うろつくクマを監視カメラが捉えている
今回は小屋から10m位の藪に入った直ぐの窪みに居たそうだ!
エゾヒグマ、悠久の昔から自由に闊歩出来ていた蝦夷地。
そこに和人が入植してはや160年。この間ヒグマは追い立てられるように、山岳地帯に押し込められ、
人間が勝手に決めた境界線を超えると害獣としてハンターや罠に命を奪われてきた。
そしてワガママな人間達は、苦労して傾斜地や沢の入り組んだ様な畠を耕すより、食いもんは外国から輸入すれば〜!
てな具合で、野生と人間の境界線は山裾から平野へとずんずん後退しているにも拘らず、人間は山菜採りだなどと平気で
野生との境界線を乗り越えて行く。
軋轢が起こって当たり前か⁉︎
しかし、クマさんと歴史談義や過去の所行のお詫びなど話し合いが出来る訳でも無し(某近隣国と同じか⁉︎)。
我々人間がクマさん達のエリアに入って行くのだから、クマさんを刺激しない様に行動しよう。
2類から5類へ
2020年2月未知のウイルスが地球上の人類に猛威をふるい始めた。
パンデミックとも言われ、人類を震撼させ、あらゆる物、人の行動や移動制限が敷かれ、
大混乱の極みだった。
そして新型コロナとの共生の一定程度の対処法を会得したためか、昨日8日付けで、2類からインフルエンザ並みの
5類に移行された。
警戒が緩和されても「老人や持病持ち(何れも自分の事だが...)」は要警戒だが、真夏に向かうこの時期、マスクの息苦しさから解放されるだけでも、大歓迎だ。
ローフの繰言
65年程前の事。
春の蒔き付け時期に小学校でも農休日があった。
家業が農業と言う事で、子供の頃から農作業の手伝いは当たり前の時代でもあったが、
当時も子供は子供。
生活の糧を稼ぐのに一生懸命の大人たちを見ていても、自由に遊びたかった。
その日も朝から農作業が始まる。
初めの内は一生懸命なのだが直ぐ飽きて来る。そうすると「フミが来てくれて大助かりじゃ。」とか「晩ごはんは、ぼた餅でもばあちゃんに作って貰おうか」
或いは「この前◯○のおばちゃんがお土産に持ってきて仏壇に供えてくれた千秋庵のお菓子、下げて来たでな、あそこ迄行ったらいっぷくしょまいか。」
仕事終わりには必ず「フミのお陰でこんなに仕事が進んだ。えらかったなぁ(美濃言葉でお疲れさん)」と労ってくれる。
兎も角、声を荒げず、誉めたり食べ物で釣ったりとあの手この手を使う祖父に踊らされていた。
明治37年生まれの祖父種治は、その一服の時間によく諺(言い習わし)を使って子供に農作業の極意⁈を教えてくれた。
「秋の一日は春の七日じゃ。9月15日には早霜が来るでな」
その意味は「春は一日延ばしに農作業をやっていても何の問題も感じられんが、その延ばした一日が秋の収穫時期になると、
霜が降りて作物が全滅する事もあり、一年の働きが水の泡になってしまうでなぁ」
「他人に先んじて仕事を始める!新しい事にトライする。」
早すぎて失敗はした事はあまり無い
それにしても今年の農作業は遅れている。
足りなくなるって?

バターの在庫が2~3割減少とのニュースが流れた。
このグラフを見ても分かる通り、世界中でコロナのパンデミックに依って人流が抑制された頃から
バターの在庫が異常に膨らんでいる。そして、コロナ患者が減り始め、政府は、マスク装着も個人判断。
更にこの5月からは伝染病の2類から5類へ移行予定と、人流制限を段階的に解除されるのと機を一つにする様に
バター在庫が減少し始めている。
2021年、バターや脱脂粉乳の消費が低迷し、過剰在庫が問題化した。
生産抑制の為搾った生乳の廃棄や、一頭10万円の見舞金で搾乳牛の淘汰が行われると言うニュースが
つい最近まで流れていたが、このグラフではバターの在庫が昨年夏頃の40,000tから今年の3月には
30,000tへと急激に減少しているのが分かる。
そしてこのニュースの後段では、これから夏に向けて飲用牛乳の消費増大や、年末のケーキ需要期には
生クリーム、バターが足りなくなる恐れがあり、既に出荷調整をし始めた乳業メーカーも現れているとの事。
農業、とりわけ酪農は、乳牛の乳房に蛇口を取り付けて開閉するように小回りは効かない産業だ。
自分が親の跡を継いで50年になるが、牛乳の需給が逼迫したり緩和に依って乳価が下げらるたり、牛乳に食紅を入れて
廃棄させられたりという事は二度三度有った。そしてまた今回だ!
何度も同じ対症療法では、酪農家は元より淘汰される牛が可哀想だ。
バターは所謂油分だ。大豆やとうもろこしから作り出すようなバイオ燃料にはならないのか。
残りの脱脂粉乳の成分の大半がタンパク質や乳糖。
炭水化物は米麦や人工肉に置き換えられないのか。
乳糖は砂糖替わり。
こう言った製品開発をして、牛乳受給緩和時には、蛇口の開け閉めではなく、
右か左かの切り替えバルブを考案したら如何か?
いくら家畜と言っても命の無駄遣いは、罰当たりな所業だ!
南無阿弥陀
ここ迄一気呵成に書き、ふと外に目を転じると、庭の桜が満開

この先何百年、安穏にサクラを愛でられるよう!





