白寿
昨日2月16日、札内にあるカフェレストランSAIKIで、父博昭の「白寿」のお祝いをした。
父博昭、母ミヨ子を始め、我々子供世代四家族、孫世代、曾孫世代合わせて41名と極身近な5人が集まり
盛大な会だった。
曾孫からの花束を受け取る老父
記念品は老父の99年分の人生のターニングポイントを「絵詞にした額」を贈呈した。
この額の文章は私が考え、それにまつわる絵は家内の姪の笙子が描いたものだ。
期待はしていたけれど、プロ級の絵の出来に皆感心していた。
父のお礼の挨拶も思い出話しも含めて、数え年99才とは思えないかくしゃくとしたものだった。
我が家では600年前からの系図があり、400年前の江戸時代前期から宇右衛門政元が分家して以来
の位牌も有るが99才まで生きた先祖は皆無。
最近では明治44年生まれの祖母トク婆ちゃんが90才。
明治9年生まれの曽祖母ハツばあちゃん88才。明治37年生まれの祖父種治86才。
明治5年生まれの曽祖父初次郎80才と何れも長生きだが、老父博昭は断トツの長生き。
因みに母ミヨ子も健在で、95才を迎える所だ。
私からの挨拶は「希望の光」と言う話しをさせてもらった。
希望の光とは、燦々と輝く太陽の光ではなく、
自分の立ち位置と進むべき方向がわからない真っ暗闇の中に、ポツンと灯る明かりこそが、希望の光である。
我々の様に70代にもなると、時折り父母の享年を超える超えないが話題の一つになる。
成る程親の享年以上の老後のモデルとして、背中をみせてくれている。
これって「老後の希望の光」ではないか
124cm、その後
記録的な大雪から2週間。
幹線道路が漸く本来の道幅に除雪されてきている。
しかし、仲通や住宅地などは車がすれ違えなかったり、歩行者が車道を歩いたりと未だ不便極まりない。
今朝の新聞でもバス停の除雪が始まるとある。
さて、例年の十勝、帯広の2月は最高気温は−10℃前後までしか上がらないのが常だけど、
毎日+の気温だ。
そう言えば、雪の嵩が見る見る下がってきている。
季節の歩幅は同じ。
ノンビリしていない。
一安心
12時間で124cmの降雪を記録。
昨日からこのブログでも触れているが、一点安心材料がある。
昨日の午後
そして今日の昼頃
雪が降り止んで一日半が過ぎると言うのに、いずれも木の枝に雪が乗っている。
今回の南岸低気圧通過に伴う風がない事だ。
過去には雪が止んでも、暴風による猛吹雪になる事が常なのに!
風が付かない。
それだけでも有難い!
124cm
昨夜、爆弾低気圧或いは台湾坊主とも言われる南岸低気圧が北海道南岸を東進したため
積雪0cmが一転して12時間て124cmの記録的な降雪となった。
昨日まではこんな感じ
そして今日
冬真っ盛りなのに漸く冬らしくなった。
息子は夜半から除雪
老人は、暖かい部屋でテレビの画面を見るごとく窓からながめているだけ。
廣瀬津与
今年のNHK大河ドラマ「べらほう」。
主人公の蔦屋重三郎を演じる横浜流星の超江戸っ子ぶりの演技が素晴らしく
5週目の今夜も楽しみだ。
昨夜風呂上がりにテレビをつけると、夜9時からNHK BSで「浮世絵ミステリー」、
サブタイトルに「べらぼう・歌麿と蔦重」と言う番組が始まっていた。
今期の大河ドラマの主人公蔦屋重三郎が喜多川歌麿や東洲斎写楽を発掘し
浮世絵を大々的に広めたそうだ。
その番組の中で重三郎の生い立ちにも触れられていた。
彼の墓は東京台東区東浅草正法寺にあり、映像に映ったその墓誌に実母の名前が見え驚いた。
名は津与で、生まれは江戸廣瀬氏と有った。
翻って我が廣瀬家は所謂美濃衆で、1400年代から廣瀬氏を名乗っているので、
蔦屋重三郎ては絶対無縁とは言いきれない。
こじつけがましいが、
我が家の系図の中に江戸表に出たと言う人物も幾人かいると言う事が記されている。
因みに今大人気の女優広瀬アリス、すず姉妹。
姉のアリスちゃんは「銀の匙」、妹のすずちゃんは「なつぞら」で私自身酪農の演技指導をするなど
因縁浅からぬ仲ではあるが、残念な事に姉妹の苗字の「広瀬」は只の芸名。
全くもって血縁関係は無い。
誠に残念!
しかし、蔦重は...