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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2022年3月22日(火) 07:19

顔パンツ

 「顔パンツ」とは、今朝の道新の見出しだ。
その見出しが目に飛び込んだ瞬間、天下の公器である新聞に、「変態男が頭に下着のパンツ」な〜んてニュースは載りづらいだろうから、プロレスラーが被っている覆面の事かと思った。
 それにしても、なんのこっちゃ⁈と思いつつ本文に目を通す。
新型コロナが発生して2年この方、三密なる造語が出来たりマスクはエチケットと言うか常識になっている。例えば車からコンビニに行く僅かな時間でもマスクをつけ忘れると、「非常識な奴」などと他人のそしるような目線が、恐ろしくなるほど突き刺さる。
つまり、日常生活を送る中で、99%の人が下着のパンツを着けているのと同じくらいマスクをつけるのが日常化している。
 それ以前は、マスクをしたままのいかつい男をコンビニなどで見かけると、顔を隠して「なんか怪しい奴」と言う印象を受けたものだが...

 前にも書いたかも知れないが、マスクを付けると人の判別が難しく、ひょっとして知り合いかもと思って見つめ過ぎて、いやらしいジジイ!と睨み返される事もしばしば。マスク装着時代には見つめる「3秒ルール」が出来つつあるのでは⁉︎
又、初対面の人がお茶やコーヒーを飲む際マスクを外し、鼻から口そして顎や顔全体の輪郭が露わになると、全くイメージの違った顔になるのも驚きだ。
 
 なるほど、パンツを穿かずに人前に出る事は無いのと同じ様に、人前ではマスクを付けるのが当たり前と言った新常識が生まれつつあるのかも知れないが、まさかまさか、マスクのつけ忘れは「猥褻物陳列罪」にはならいよね。

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2022年2月25日(金) 12:20

臨時総代会

 昨24日、帯広川西農協の臨時総代会が開かれ、総代として出席して来た。
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 挨拶するのは90才になった有塚組合長だ。
しっかりしているようだが、挨拶の言い回しが途切れたり言い直したりと、本人の意欲とは裏腹に往年の勢いにブレーキがかかりつつある。
臨時総代会とは、令和4年度の年度始めの総会であり、3年度の決算総会は4月に行われる予定だ。

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2022年2月23日(水) 08:10

満州事変⁉︎

 このところ、ロシアとウクライナ関係が一触即発の状況だ。
今朝の新聞では、親露派が実力行使で暴れ回っているウクライナ東部のドネツクなど2州の独立をロシアが承認し、呼応するロシア軍の動きにアメリカを始めNATO諸国が反発し、圧力をかけるも効果無し!
8年前のロシアによるクリミア併合の繰り返しだが、アメリカ等は手をこまねいているばかり...
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 今から90年前の満州国独立も似たような話しと思うが、そこは有色人種にたいする白人の強力な優越意識から日本の台頭を許す事が出来なかったのだろう。米国を始めとするヨーロッパがアジア地域での植民地経営に危機感を抱き、日本への過干渉の末に第二次世界大戦になってしまった。

 更に遡る事170年程前、独立して数十年しかたっていないアメリカは、スペインから独立したばかりのメキシコと米墨戦争を起こし、メキシコ領となっていたアメリカ大陸の中西部からカリフォルニアまでほぼ力ずくで米領に組み入れて行った。
テキサスなどは入植しているアメリカ人が人的多数を占める中、共和国議会でメキシコからの独立が可決。併せてアメリカ編入が決議され現在のアメリカの州の一つとなっている。
ハワイも然り。
ハワイの8代目の女王はハワイ王国の自立を目指していたが、少数派である白人の樹立した臨時政府が下したアメリカ編入を多数決イコール民意と言う事で決めてしまい、ここもアメリカのハワイ州となっている。
人類は何百年も同じ事の繰り返し!
果たして米国は正義なのか?

 話しはまだ続く。
 我々民百姓の事。
 十勝平野は日本の食糧基地と自他共に認め、農業生産が盛んな地域だ。
農業経営は経営面積が一戸平均45haと規模拡大が進んでいる。更に好天に恵まれ様々な作物が採れ合わせて機械化が進んでもいる。その機械を効率よく使う為には一作物当たりの栽培面積が広がり更には輪作体系も勘案すると、一経営体当たりの作付け面積を増やす必要が出て来る。これは自分の部落内だけでは拡大がならず、部落や町村へ越境して借地をしなければならなくなる。
何が起こるか?
既存の貸借関係にある農地の賃料を値上げさせる所から始まるのだ。
力のない者は値上げに耐えきれず耕作地を放棄せざるを得ない。効率化ばかり求めていると離農が増え、ますます農地の寡占状態が続く。
 これも言うなれば、百姓版「領土拡張競争」だ。

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2022年2月11日(金) 07:20

お年頃

 我が家は浄土真宗大谷派。
俗に言うお東の門徒で、檀那寺は幕別町札内にある永盛寺である。
 自分が小学校低学年だから昭和33.34(1958.59)年頃の事だ。
ある日小学校から帰ったら、いつも「お帰り」と声を掛けてくれるはつばあちゃん(曽祖母)がいない。家の中は元より裏の野菜畑、更には隠居所を覗くも居ない。凄く心細かった思いが、この歳になってもまざまざと思い出されるのだ。その夜聞かされた話しは、はつばあちゃんはお寺にお参りに(報恩講)行っていたとの事だったが、その時が自分の中でお寺と言う存在を知った最初かも知れない。
信心深いはつばあちゃんは、毎日ナマンダブ、ナマンダブと称えながお仏飯を供えたり、年の暮れには仏壇から仏具を下ろして埃を払い磨いていた。時には仏壇を指しながら、「誰も見ていないからと思っても、ののさんが見てござるでな」と悪さばかりしているオレは、幾度となくたしなめられていた。
 話しは遡って、岐阜の揖斐では、元禄15(1702)年に亡くなった初代宇右衛門政元以来お世話になっていた檀那寺は上善明寺であった。しかし、大正7(1918)年に初次郎一家が北海道移住してからは、つてを頼って札内の永盛寺の檀家となり、以来100余年のお付き合いになる。
 家人が亡くなる都度送り出しをして頂き、或いは法事なども全て勤めいただいているのだが、寺との付き会いは年寄り任せ。我が家の仏壇にも殆どお参りもしない無信心なオレに、永盛寺の住職から「総代をお願いしたい」と声かけを頂いた。斯くや有らんと一瞬戸惑ったのだが、「はてさて、オレは3月31日には古希を迎えるんだった。年には不足はないのか!」と思わず引き受けてしまったのだ。
そして昨日永盛寺に於いて臨時総代会が開かれ、3人ずつが離任そして新任が採決承認され、新総代5人が今後の寺務に携わる事となった。
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齢(よわい)70を想う「お年頃」になってしまった。

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2022年2月 5日(土) 09:09

釘付け...

2日、東京在住の間もなく2才を迎える孫が遊びに来た。勿論親も一緒だ。生まれは我が家の下の孫と半年違いで同学年になるだけあって、良くも悪くもライバル関係だ。ひとしきり鍔迫り合いをした後はテレビに釘付け。
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 お絵描きも一緒だけど、テレビの音への反応もシンクロしている
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