堂前先生
忙しい催事の合間を縫って、天王寺区に在る大阪警察病院を受診や治療では無く、家内を伴い表敬訪問してきた。
この大阪警察病院の理事長で院長は、23日私の帯広市功労賞受賞時お祝いの花を贈ってくれた澤芳樹先生だ。
予てから今回の阪急梅田での催事の連絡はしてあったのだが、催事期間中出張と重なり病院を不在にするとの連絡は有った。
しかし、ハートシート移植時澤先生の指導の下執刀して頂いた堂前先生に昼頃電話をすると、
今日は病院にいらっしゃるとの事だったので、カップジェラートを手土産に午後3時半頃警察病院にお邪魔してきた。
去る3月、旭川でお会いして以来半年ぶりだった。
30分程の短い時間で、戦場(催事場)に戻ると現実に引き戻された!
しかし堂前先生の優しさで心はホットなままだ。
準備万端です
漸く涼しくなって来た帯広。
店の前の辛夷を見てみると...
葉はまだ青々しているが、もう来年の春に備えて花芽がびっしり。
今、帯広空港。
昨日27日から阪急梅田で北海道物産展が1週間の予定で開かれていて、オレは後発隊として
出発する所。帰宅は札医大を受診して10月7日になる予定だ。
今年は暑さ続きで、毎日がうんざり。春に蒔いたカボチャの収穫もこの暑さだと当分霜も降りないだろうから、
7日以降でもいいだろう、と囁いている自分もいた。がしかし、祖父が9月15日を過ぎると
いつ霜が降りてもおかしくない!と言っていたのも長い人生の中の一コマとして覚えてもいる。
辛夷の花芽を見て、良い百姓である為には暦通り仕事をしないとと、改めて確信した。
自転車で町おこし
お隣芽室町の取り組みだ
一社)十勝プラス(代表及川さん)が自転車を使って芽室町内を知ってもらう活動を始めていて、
昨日その一団がウエモンズハートに体験に来てくれた。
写真はその一団で、顔は日本人と見紛うばかりだが、言葉は殆ど通じない台湾人だった。
我が家ではアイスクリーム作り体験を行ったが、皆若くて明るく溌剌としていて受け入れ側も楽しいひと時だった。
後半で夫々好きなジェラートを食べてもらっている時、参加者の1人が、「台湾では医者が2番目に稼ぐ。1番目は氷を売る人だそうだ。」
「だから貴方は随分と儲かっているでしょう!」
自分はそれを聞いて、我が腹を指差し「溜まったのは脂肪だけ!」と言うと、
貴方は面白い人だ!と大盛り上がり。
小さな国際交流。これが平和の基本と痛感したひと時だった。
少年の翼
10数年続いていた「川越市少年の翼」の十勝研修がコロナ禍で中断されていたが、去る8月24日
4年ぶりに再開され、中学生の研修生44名と引率11名で我が広瀬牧場にも再び来てくれた。
そして十勝農楽校の体験の沢山のお礼状が昨日届いた。
一人ひとり封筒に入っていて、封筒をひとつずつ開封するのももどかしく、時間をかけて
全て読ませていただきました。
牛乳の生産現場(牧場)が身近に無いため、皆んな異口同音に「へぇー」.「そうなんだ」.
「仔牛かわいい〜」.「体温が高くてあったかい!」.「手作りアイス、簡単だけどすっごく美味しい」などなど
2時間びっしり楽しんでくれた。
そんな体験に対する皆さんからのお礼だが、その中のI.Hさんのお礼状を紹介します。
このI.Hさんに、酪農家の命に対する思いをしっかり受け止めてくれていると、こちらの方こそ感動してしまいました。
〜
「...牛の一生の話しを聞いたり、どれだけの酪農家の人々の努力が積もっているのかを聞き、
その時は涙が出そうになりました。」
そして私は広瀬さんに「牛が出荷されるときさびしくはありませんか?」と聞いた研修生です。覚えていますか?
その時に広瀬さんは「ここまで元気に世話して育てた自分をほめて牛を送り出すんだよ」と言ってくれました。
私だったら自分の手で育てた牛を出荷できるかわかりません。
でも広瀬さんはこんなにも前向きで、自分にも牛にも「頑張ったな」と言って牛を送り出せる
本当にすごい人だなと思いました。
私たち消費者の目の届かない場所で頑張っている酪農家の人々と牛たちを私は忘れません。
そして牛や動物の命をいただいていることをもっと実感して感謝しようと思います...」
ただただ35年間続けてきた十勝農楽校の活動に対してI.Hさんのコメントは
「やり甲斐を感じる」素晴らしいお褒めの言葉でした。
「十勝農楽校」の活動、まだまだ頑張るぞ。
晴れ舞台
昨日秋分の日。
帯広市主催の「帯広市功労者表彰」がホテルグランテラスで開かれ、不肖私も表彰の栄に浴した。
衆議院議員の山際大志郎君からは祝電を
阪大病院の澤芳樹教授は花を送っていただいた。
表彰式後の記念撮影を終え、その後は御影の従弟が営む若原美術写真館で、改めて和装姿の家内と記念撮影をしてもらう。
夜には妹夫婦も呼び近くの繪麗で受賞報告会を開く。
素晴らしい1日だった。