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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2016年3月23日(水) 15:36

さいたま市の皆さん

  先日大宮のヨーカドーでのミルクランド北海道の催事に出店とのニュースを載せました。

IMG_19580001.jpg 早速今朝、店長から送られてきた写真で、外観はこんな感じです。画面左側の男性は身内とかではありません。モニターで終日北海道牛乳の素晴らしさをアピールする酪農家群の一人です。これは誰ですかね?知らない人です。画面中央がウエモンズハートのブースです。保健所の要請で、こんな檻の様になっている場所で、ソフトやパフェを作らなきゃいけません。結構暑苦しいんですよ!

是非ご賞味下さい。

このブログを見てくださっている方にだけに特別、食べる時の注意をお伝えします。

右手でソフトクリームを持って頬張る際、左手であごを包むように両のほっぺを支えてから、おもむろに食べてみて下さい。

これは余りの美味しさに、ほっぺが落ちるのを防ぐためです!過去には大勢の皆様がほっぺを落としています。

くれぐれもご注意を!?

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2016年3月22日(火) 15:39

七不思議

  「七不思議・・」。例えば漫画銀の匙の舞台となった蝦夷農こと"帯農"では我々の通った昭和42年頃、昔獣医科の教室が小雨の降る真っ暗闇の深夜に火の玉が出るとか、放課後校舎の階段を利用して脚力を鍛えていた学生が上りと下りの段数に違いが有る事に気がついて、上り下りの段数の確認をしていると、何処からとも無く男子生徒の押し殺したようなすすり泣きの声が聞こえてくるとか・・・・・。

 我が家はごく普通の家庭なので不思議なことは無い様に思いますが、他人様が見るとどうなんでしょう?

下の写真。これだけは家人皆が認める我が家の不思議のひとつです。

SN3V0208.jpg今朝、5時36分の時の映像です。毎年、春と秋のお彼岸に、東の窓から入り込んだ朝日が丁度我が家の仏壇を照らすのです。明日明後日辺りの朝日が仏壇の中央部に差し込みます。

メキシコにある太陽のピラミッドも確か春分の日になると階段の手すり部分だけに日が当たり大蛇(龍?)が舞い降りたように見えるとか、決まった日に入り口から差し込む光が奥の扉?を照らすとか、この地球上には宇宙人が造ったのではと思える巨大遺跡があります。我が家の仏壇に朝日が差し込む様に宇宙人が計算して窓の位置を決めてくれたのかしら?

 平成7年当時、設計してくれた建築屋さんにわざわざ太陽の軌道を計算して窓を取り付けてくれたのか問い合わせた所、全くの偶然だそうです。

この偶然こそがミステリー、七不思議なんですね!!

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2016年3月20日(日) 13:02

さいたま市とその周辺の皆様・・・

  今朝、店長を帯広空港まで送って来ました。

また遊びか!って?  いえいえ、今回は正真正銘仕事です。

明後日23日(水)~27日(日)迄の5日間、埼玉県さいたま市大宮にあるイトーヨーカドー大宮店で開かれる「ミルクランド北海道」の催事に出店するためです。

昨年12月から今年2月末日まで東京そらまちで大人気で、一日2000本以上売れたソフトクリームとカップジェラートを販売させていただきます。

ソラまち.jpg

そうです。これが爆発的大人気の「ウエモンズハートオリジナルソフトクリーム」です。これはそらまちでの看板ですので、左下に書かれている価格はさいたま市では330円とリーズナブルな価格に抑えております。是非試して下さい。

催事出品アイテム.JPG

これが代表的なカップ詰めの「ジェラート」です。持参したものはもう少し種類も豊富となっています。酪農家が自ら愛情を込めて飼育する牛の牛乳を使って作ったジェラートです。是非ご賞味下さい。

  もう一度確認です。埼玉県さいたま市大宮区吉敷町にある、イトーヨーカドー大宮店で開催です。日時は3月23日~27日、午前9時~20時です。催事名は「ミルクランド北海道」で北海道内の大勢のチーズ工房やケーキ、ヨーグルト、牛乳など多くの品揃えで、皆様をお待ちしております。これだけの工房のチーズや乳製品が一同に会する事はさいたま市では二度とありません。

お間違えのないよう、ご来店をお待ちしております。

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2016年3月18日(金) 13:57

春の足音・・

  ウエモンズハートも今年度3月1日にオープンし3週間目を迎えております。

例年、正月直前から2月いっぱいお休みを頂いています。そしてオープン初日は「もしかして、お客様に忘れられているのでは!」と恐る恐る開くのが常です。今年もそうでした。しかしいつも杞憂だったと思う反面、お客様のウエモンズハートを応援してやろう!と言う心が嬉しく感謝申し上げます。今日も好天に恵まれ途切れることなく、しかし混み合う事も無く?お客様が来てくれています。本当に有難うございます。

今年はオープン直前の2月29日には70センチの降雪があり総積雪量も1.2mほどあり、オープン当日は吹雪でしたが、やはり3月。日は長くなり、気温も確実に上昇しています。そして畑もあちこちで顔を見せ始めています。

SN3V0205.jpg画面手前が融雪材を散布していない畑でまだ30~40センチほどありますが、奥の方に見える畑は融雪材を散布した畑で、スノーモービルの走った跡が分かるような雪の融け具合です。私が子供の頃はスコップを担いで硬雪の上を目的の畑まで歩いて行き、スコップで穴を掘り、凍った土を少しずつ掬い穴を中心とした半径5~6メートルに撒き散らし、また移動して・・・と言う具合に大層重労働でした。が、今はスノーモービルや雪上車で私どもにとっては隔世の感です。

ではどんな畑に融雪材を散布するのでしょうか。

SN3V0204.jpgこの畑は小麦畑と長いも畑です。

小麦畑は融雪が遅れ雪の下で地温が上昇し始めると大粒菌核病に罹り収量が激減してしまいます。牧草も禾本科のオーチャードと言う草が菌核で収穫皆無と言う事もありました。また長いも畑は春掘の畑で掘り終わった後の作付けに影響が出ないように早めに掘り取るためです。何しろ一年に一回の作付けと収穫ですから、適期適作を守るための努力でしょう!!

SN3V0206.jpgこの写真に見える緑色の縞模様は長いもの畝です。このように雪が溶けても雪解け水が引いて乾かないとしごとが出来ません。

昔は畑作農家といえば出来秋にしか収入はありませんでしたが、今は長いも(高価格で取引される)の春掘りがあり、裕福な事この上ありません。羨ましい限りです。

そのほかジャガイモやビートの移植する畑にも融雪材を散布したりします。その点酪農家は余り融雪材の散布はしませんね。

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2016年3月16日(水) 10:27

専門委員会1

 14日午前10時から第4回酪農教育ファーム専門委員会が開かれ、上京して来ました。

SN3V0202.jpg

当日の式次第です。内容はすっきりサッパリしたものですが、過去4度に渡り議論を重ねてきたもののとりまとめで、ここで決められた事が3月31日の推進委員会に提言されると言う流れです。参加者は以下の通りです。

SN3V0201.jpg全国から酪農教育ファームの推進に尽力されている先生や指定団体、酪農家が集まった専門委員会です。

平成10年に、国際的な乳価格水準が求められる時代に突入し、価格競争に負けずに・・・と言った生産的な価値のみで酪農を見るのではなく、非生産的な価値(存在自体に価値がある牧場)の創造に着手しようと言う事で、当時小学3~4年生の社会科の産業についての学びであったり、ゆとり教育の中で生み出された総合的学習に牧場を利用してもらうため、酪農教育ファーム活動の目標を「酪農体験を通して、食といのちの学びを支援する」と決めて推進して来ました。

しかしこの活動が広まれば広まるほど賛同者が増え、現在約300の牧場が認証を受け600名ほどのファシリテーターが活躍している中で、食と命しか語れない認証牧場が増えてきて活動の範囲が非常に狭められて来ました。例えば「食や栄養」にまつわる話であれば各校に配置されている栄養教諭の専門分野でそちらに任せたほうがより効果的な授業になるでしょう。また「命」についての酪農家の話題提供には限界があることが見えて来ました。

そこで、ひとつひとつの牧場には消費者に伝えたい事があるはず。それぞれの牧場の立地条件により生産する上で10牧場に10色の苦労や喜びがあるはず。そういう苦難を乗り越えて牛乳(食糧)を生産している苦労を伝える事が大切なのでは・・・、と言う事で、見直すための専門委員会が召集されました。

結果、対象は小学や中学生のみならず、大学から一般の人たち(つまりすべての人たち)迄とし、限定を取り払いました。

そして活動目標は「酪農を通して、食やしごと、いのちの学びを支援する」、と決められました。

その思いはまず、体験を取り外し(BSEや口蹄疫などの防疫の為)、出前授業や牛を使わない牧場体験も全てOK!

そして「食と命」から、「食やしごと、いのち」と活動や体験の広がりを意識した活動目標にしました。

今後10牧場10色の教育ファーム活動、300牧場あれば300通りの体験(多様性)が出来るようになれば大いに発展して行くものと思います。

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