失われた一年・・
一年前の3月26日、動悸、息切れ、呼吸困難などの症状で緊急入院し、4月の今頃AED搭載のCRT-Dの植え込み手術を受けて一年になります。
病衣の姿で偉そうな格好の私ですが・・・、これは11月に一ヶ月半再入院し、家内に誘われて病院内ある喫茶店に行った時の写真ですが・・・
病名は特発性拡張型心筋症と一昨年10月に入院した時に言われた病名です。そのときは進行性の心臓病なので無理はしないで下さい。5年生存率は76%です、とも言われました。そして無理せず大事にしていたけれども、進行して再発し3月末の再入院となりました。そのときの診断は心筋症がより進行し心房細動の発作の危険が著しくなり突然死の可能性が非常に高い。よって絶対安静にし、状態が安定した所でCRT-Dの植え込みが絶対に必要で、この機械の特徴は24時間心臓の拍動を助けるペーシング機能と心房細動など発作が起こると即反応して電気ショックを与える機能も搭載されています。
CRT-Dの植え込みの後、自分の普段の拍動とぴったり合うまで、非常に辛かった。そしてまた薬も突然のように15種類ほど毎日飲む羽目に・・・・。そしてその薬も体に合わず、吐き気と食欲不振、そして点滴の連続、まあ辛い入院となりました。一科入院3ヶ月ルールで6月末にはいったん退院するも、2週に一度の定期受診の他には家出寝たり起きたりで、社会と隔絶された生活でした。
11月にはまた入院をし、なんとか平成28年を迎えました。
季節もようやく春めいてきて、継続歩行の距離(息切れせずに)も少しずつ伸び、何となく気分の良い日々を迎えられるようになりました。
この一年社会から離れ自分の体のためだけに生き、家族もまた私の体調を第一に過ごしてくれました。まだまだ日常生活に多くの制約があり万全ではありませんが、幾つかの役職の会議などに復帰したりはたまた牧場体験の申し込みが相次いだりで生きている実感がします。
家族や主治医をはじめ全ての人々に感謝です。
失われた一年と言うよりも、後残りの人生をより豊に生きるためのリハビリ期間の一年でした。
友人B,C
今日は朝から家内の定期受診に付き合って、総合病院に行って来ました。
まあ、何でこんなに患者さんが・・と言うくらい居るは居るは。と、言ってもこちらもその一人ですが!?朝8時45分に受付をして、検査をしてその結果を待っていよいよ受診と言う流れですが、受診が終わったのが午後1時少し前。4時間以上の待ちでした、みてもらうはずの病状も悪化してしまいそうでした。まさに、娘さんらしき人に付き添われた車椅子の高齢のおばあさんも苦しいらしく、呼吸のたびにウ~ン、ウ~ンと弱々しくうめき声を上げていました。可愛そうに・・・・
そんな中検査の順番待ちの家内と私の前を友人Bの「〇藤〇男君」が車椅子で、通り過ぎるでは有りませんか。
慌てて、「どうした?」と聞くと、心臓のカテーテル検査に行くところ!だって。時間に追われているようなので、終わった頃を見計らって入院病棟に彼を訪ねてみると、昨年腰痛の治療の最中に冠動脈の狭窄が見つかり、入院してカテーテルで狭窄部の治療をしたそうです。そして半年経過して検査入院し当に今日、カテーテルで冠動脈の造影をして病状の進行具合などを検査したようでした。と言う事で本人は至って元気でしたが、同い年の友人もまた、自分と同じように心臓の病で治療を受けていたとは・・・・・。
その後、車の中で家内の診察を終わるのを待っていたら、「〇川〇男さん」が今通り過ぎて言ったよと診察待ちの家内からメールが入るじゃありませんか。
今度は友人Cです。
こちらは高校時代の同級生。
彼は肺がんの初期と言う事で抗がん剤の投与と言う治療を受けています。毛の抜けた頭部を隠すように毛糸の帽子を目深にかぶり、白血球の減少による感染症予防のためにマスクを掛けて院内を奥さんと移動していったようでした。
20年30年前だと夜のネオン街で千鳥足で歩く友人に会うことが度々ありましたが、最近はネオン街に繰り出す事も無く病院で友人に会うことの方が多くなり、ばったり会っては病気自慢・・・。あるいは他の友人達の病気情報の交換などをする始末。
なんとも早・・・・
この次は、冥土への旅の途中に「いよぅ、久しぶり!」とか、「お前はいつからこのたびに出たんだ?」「さっきお前の奥さんに会ったけどお前未だ?」などと言った会話になるんでしょうネ!
相次いで・・・
本日、トラクターがやって来ました。
一昨日のスプレーヤーにくっついてきた、ジョンディァ2130です。今は化石となってしまったような2駆のトラクターです。元の持ち主の土屋さんによると、元々キャビンは装備されていない物だけれども、当時の取り扱いメーカーで国産のキャビンを試作し装備したい、ということでメーカーと折半した形で取り付けたものらしく、キャビンの屋上にクーラーの機械が載っていて、なんとも不恰好な状態です。
もう少し近寄ってみると・・
やっぱりどうも不恰好なトラクターです。過去には我が家の所有するトラクターは4台でジョンディァのトラクターは2020、1020、の2台でした。ジョンディァの大型のトラクターが欲しかったんですが、それらは中古でも高嶺の花で、シバウラSE7340Tやフォード7610などのトラクターしか手に入りませんでした。それが昨年の初め2台の大型のジョンディァトラクター(6520と6830)を手に入れることになりました。そこに持ってきて、今年のスプレーヤーの購入時に持ち主からトラクターごと買ってくれ!と言う話になり、そこそこの安値で手に入れました。これもまたオイル漏れや、クラッチが硬かったりとかいくつか問題点はある様ですが、そんなに重作業に使う予定もないし、とりあえず様子見と言う事でそのまま使う事にしました。
トラクターを操縦する人間は息子一人なのに、7台ものトラクターがラインナップしました。
どうなんですかね。貧乏に磨きがかかるのか、はたまた作業効率が上がって他の仕事にも目が行き届くようになるのか・・・・?そこが問題だ!!
日本人だって負けてないぞ・・
いよいよ春めいて来ました。庭ではチューリップやスイセン、畑のふちにはふきのとうなども待ちかねたように顔を出しています。今日の最高気温も15℃と予想されており、春到来、「気持ち良か!」です。
色々な芽吹きが楽しみな春です。が、少し目を転じると
ここは牛の餌となる牧草畑です。雪がなくなったとたんこのゴミの収集に追われるのが春の恒例行事です。この畑で冬の間花見をした訳でも無し、何かイベントをした訳でも無し!でもこの状態・・・・!こんな状態の畑が4ヶ所ほどあります。
皆さんどう思います?
これはコンビニで買って車の中で食べたと見られる食事の空き容器(プラスチックやハッポー)や空き缶、ペットボトル、果てはガラス容器まで・・、他には車の中に溜まったと思われる缶コーヒーの空き缶(同じ銘柄のものがまとまって散乱している)やタバコの吸殻であったり、菓子袋であったり。時には家庭ごみと思われる手紙やレシートや汚れた衣類などもあります。
それを心ない人が買い物袋に詰め道路脇に捨てていきます。すると今度はキツネが食べ物の臭いを嗅ぎ付けてその袋を、人の近寄れない畑の中まで引き込んで中身を引き出し残り物を漁っています。それらが散乱しているところです。また、キツネが散らかしたゴミをカラスが上空から掠め取って行ったりとますますゴミの散乱に拍車が罹り、雪解けが進むと上記の写真のように無残な状態が顔を出します。
今般、インバウンドと横文字でカッコつけて言いますが、2000万人近くの外国人観光客が押し寄せてきています。そこで目立つのが、立ち入り禁止の場所に入り込んだり桜の枝を折ったり、ゴミを捨てたりと旅行に来る一部の国の外国人のマナーが悪すぎると言う報道が相次いでいます。
傍若無人に振舞う外国人と唖然とする日本人!みたいな報道ですが、上記の写真を見てもらえば分かるとおり、どうしてどうして、日本人もマナーの悪さでは負けてはいません。
世代交代
3月3日に中古のスプレーヤーを格安で購入!と言うニュースをアップしました。その後3月9日には安物買いの銭失い!か?と言うニュースもアップしました。
人騒がせなそのスプレーヤーが東洋農機での点検を終え、ようやく一ヶ月後の今日我が家に到着しました。
左が今回新たに購入した中古のスプレーヤーです。当初40万円以上修理にかかるとの見積もりでしたが、兎も角我慢して使える程度の修理をお願いしました。それでも10万円くらいかかってしまったかな?
右は今まで20年くらい使っていたスプレーヤーで、この機械の心臓部である加圧ポンプの交換が必要となってしまいました。発売されてから30年選手であちこちから水漏れがしたりで全て修理すると50万円以上かかるといわれ、廃棄処分となってしまいました。
いみじくもこの新年度にスプレーヤーのほうも新(新といってもかなりの中古ですが)旧交代となりました。
ブームを広げてみると、殆ど幅13間の車庫いっぱいの幅でした。
牛飼いの我が家では畑作農家とは違って、デントコーン畑20haに一度だけ除草剤を散布するのですが、やはりスプレーヤーは無ければ困るし、かといって金ぴかの新品を購入するほどの経済的余力も無し。他人に頼むと思った日に来てくれないなどの問題があったり気使いも面倒であったりで、昨年より探していたのが今回の出会いとなりました。