心頭滅却すれば・・・・
昨日も今日も曇り時々雨。気温も低い!!
私の知る限り血縁関係にある人間で心臓の病気になった者は皆無と思っていましたが、私自身一昨年、特発性拡張型心筋症と診断されました。更に昨年3月心筋症が進行していることが判明し、心房細動(心臓麻痺)の起こる可能性が非常に高い状態と言うことで翌月AED内蔵のペースメーカー(CRT-D)の埋め込み手術を受けました。
この2年間でCRT-D迄埋め込むことになり、且つ直ぐ息切れがするということで活動も非常に制限され、否が応でも自分の病気を自覚するようになりました。と、まあ人生いろんなことがあるんだなあ!位に思っていましたが、なんと自動車の運転にも制限が付くようになり下記のような医師の診断書を半年に一度提出することが義務付けられました。
つまり診断書の書かれた日までの半年間、心臓発作を起していませんと言う証明書です。
これを提出することにより向う半年間は運転してもいいですよ・・と言うことに成り、半年事の行事として免許証を使っている限り続くのです。
医師はどうやって半年間、発作の有無を調べるのか疑問に思いませんか!このCRT-Dには心臓の動きを24時間監視し、発信もするのです。その電波は微弱なのでそれを受けて送信する装置も枕元にあり毎朝午前3時に担当医師の下に一日のデータを送るのです。
ですから今後、若て美しくセクシーな女性が目に飛び込んできても胸の高鳴りを覚えると全て医師が把握し最悪は心臓の動きが怪しいと、免許の使用停止になります。
う~む!!"無念無想!"有るのみ!!!
段取り八分・・
今日も冷たい雨!!
今日午後1時半から地元帯広市の緑ヶ丘小学校4年生の見学があります。
十勝で盛んな酪農について勉強しているようです。
事前に質問事項の通知を受けているので、始まりに酪農についてお話をします。25年前に始めた頃は説明と言うものが非常に苦手でした。こちらの話を聞いてもらおうと必死になるんですがよそ見や私語は当たり前。なんとも辛い受け入れが続きました。そんな中専門用語を噛み砕いたり、クイズを折込んだりして集中させられるようになると達成感が得られ、お話することも楽しくなって来ました。
質問の1つに牛はどんな餌を食べているんですか?と言うのが有ります。そこで今日も草のサンプルを用意しました・・・・
右からオーチャード、ヨモギ、チモシー・・
同じく右からトクサ、白クローバー、ササ
更に、赤クローバーにタンポポ・・
これらを一種類ずつ名前当てクイズ、そして牛がその草を好きか嫌いかを当てさせます。いやあ、子供ってクイズ大好きですね~!このクイズから牛の飼料となる牧草と雑草を覚えてもらいます。
このようにクイズの他、お産や削蹄、体重測定の小道具の実物やイラストを見せたり、乳量の想像が出来る入れ物等‥事前の準備によって子供たちは勿論ですが、受け入れている自分も楽しめる様になって、オレって教師に向いているかも・・・!
「えっッ、何?2時間こっちを向けるのと一年間集中させることは大違い!!」だって?!
そういえば思い出した!農高時代の英語の教師で伊藤菊太郎先生と言う方がいらっしゃいました。最初の一時間目に菊太郎という大時代な名前がどうして付いたのか面白おかしく話してくれました。その後がいけない、授業の進め方が農高生の頭脳では理解不能だった様です。習う方もポン助、教える方も工夫がなく、その1年間の英語の授業は惨憺たるものでした!)
教えることに自分も楽しめて教師に向いてる・・・・・なんて、ホント、大いなる勘違いでした!!
我が家の水問題
今日6月19日も曇り、そして寒い!日曜と言うのに・・・・!!
今日の本題へ。
昨年は渇水の年のようで、十勝管内各地で地下水位が下がったという声が聞こえて来ました。我が家も井戸水の水位が下がったのか防除用の水を汲むのに非常に時間がかかっていました。そして今年、雪解け水で地下水位も充分に上がっているものと思いきや上手く汲み上げられない状態。そこで息子、水道業者に診てもらうと、ポンプが非常に古くなったのと"カナケ"の水垢で揚水能力が激減していることが判明。そこで昨日、井戸用のポンプを取替えました。井戸の位置は・・・まず・・・・
サイロの模型が我広瀬牧場の正門です。右のサイロのすぐ後ろに私に似た狸が守衛をしている赤い三角屋根の白壁の建物。これが水道小屋です。
少々?いや随分古い建物ですがその前には、暑さ寒さ、照る日も曇る日も、そして吹雪の日も私(手前)と家内(奥側)がけなげにも守衛役で立っています。この中には直径60cm、深さ15mくらいの井戸があり、"カナケ"が非常に強いのですが水量は豊富です。
設置には専門業者に来てもらいました。(言っても詮無いことですが、元気なら自分で出来る作業です・・・)
"山椒は小粒でもピリリと辛い"と言うように、非常に小型ですが揚水量は抜群のようです。1300Lのスプレーヤーに汲み上げて見ると15分くらいで満タンになったそうです。
数年前から国の補助事業"灌漑排水事業"でなんとか営農用水を引っ張ろうと思って行政に働きかけていましたが、芽室分では設置終了。帯広川西分は需要調査及び設計も済み今年度から着工と言うことで、何れも計画変更は到底見込めないような状態でした。西帯広地区全体として営農意欲の低い所はそういった補助事業が素通りしてしまう傾向にあります。逆に6次産業に取り組もうと思うと、市街化調整区域(都市計画法)内なので純粋に農業しか認められないなど理不尽な地域です・・・・オッと、また不毛な愚痴のオンパレードになりそうなのでこの辺で・・・・・・・
先ずは、水問題解決!
雨上がり
"インバウンド"などと言う聞いたこともないカタカナ語が新聞紙面などに踊っています。西洋言葉に疎い私としては、本来の意味は分からず、"ニュアンス"として「訪日観光客」とと言った意味で使われ、昨年は"アベノミクス"(これも良くわからん!)の効果で訪日客は過去最高、その経済効果は計り知れないもので、地方でも総合的な魅力的を"アピール"しよう・・・などと行政や商工会などは血眼になっているようです。
「そんなのカンケーネェ!」と思いますが・・・・
ウエモンズハートを"オープン"してから17年になります。その間、毎日の客の入り数、そして天候、気温を記録し続けています。それによりますと"ピーク"は5月の連休から8月一杯のその間の祝祭日。つまり曜日と天候、気温が最も大きな変動要因です。所謂"インバウンド"を取り込むと言ってもその増加には連動していないことは明らかです。
今月に入ってから週末の天候不順が続いています。
駐車場にも水溜りが・・・
道路も少しずつ乾き始めて・・・
駐車場に長雨の後にだけ出来る"逆さウエモンズハートマーク"?何ちゃって!!
こんな短い文章にカタカナ語を7個も使ってしまった・・・・・
腹違い・・・
どうです?私達良く似ているでしょう・・・
後ろの子も含めて私達三頭、異母姉妹(同じお父さん)なんです。誕生日もすごく近いし・・・
「えぇ~~!なんておっしゃらないで下さい。皆様の世界ではもうお妾さんとか腹違いの兄弟姉妹なんて言うことは殆ど聞かなくなった話でしょうが、牛の世界では極めて当たり前のことですから!私達のおかあさん達は自分で彼氏を見つけたり結婚なんて出来ません。飼い主様が私達のお母さんにふさわしいと思うお父さんを見合い写真・・ではなく、"カタログ"から選びます。お母様の体型や能力の足りない部分を補ってくれそうなお父さんを選んでくれるのです。ですから私達はきっとお母様よりミスユニバース日本代表に近かったり、オッパイの形も良く大人になったら沢山のお乳を出して見せるわ・・・!」
「でもまだ私達にはれっきとしたお母さんがいるけど、他所には借り腹といって知らない牛の♀と♂の受精卵を移植され他人様の子供を産む方達もいらっしゃるの・・・!その子達は自分が何ものか知る由も有りません!」
「レ・ミゼラブル」