ホルキャット?
我が家の裏玄関先に見慣れたような、見慣れないようななんとも不思議な風体のウシじゃなくネコ・・・・・?
トラ白の母猫が我が家の物置で出産したらしく、先日来母や遊びに来た妹、そして家内も一瞬ですが子猫がいる、らしいことを確認していました。そして今日いよいよその姿を現し、全貌を確認しました!
待てよ!これは紛れも無く猫!!しかし体の模様は差し毛だけれどなんとホルスタインじゃありませんか!天の配剤か?広瀬牧場の牛屋歴70年の中で初のホルスタイン模様の猫が誕生!
広瀬牧場繁栄のシンボルか! 名付けて"ヘルキャット"ならぬ"ホルキャット"な~んちゃって!
えっ?ナニ、ナニ??「ヘルキャットの元々の意味を知っているかって?」「第二次大戦中に活躍したアメリカ海軍の戦闘機では・・?」
「ヘルキャットを直訳すると"地獄の猫"だって。つまりふだんは"性悪女"と言う意味として使うの!!!分かった??」
性悪・お・ん・な!?
いのち
昨日、酪農教育ファーム北海道推進委員会主催の教員対象研修会を、忠類の岩谷牧場をお借りして実施しました。
私の主催者挨拶、日程説明などが終わった後、早速午前の座学の時間で野上校長、竹中先生(共に上浦幌中央小学校)からは、牧場体験の授業への応用方法。菊地君(広尾町新規就農者)から酪農家として教育ファーム活動を始めた動機。最後に山際教授(栄養学)からは食育基本法の言う栄養教員が子供たちに伝えるべき食の大切さと牧場の関係などを話していただきました。
昼食の後、いよいよ岩谷牧場に移動。岩谷さんによる酪農や牛乳の話の後早速・・・
搾乳体験では牛の乳房の偉大さと温かさを実感。透けているバケットミルカーでの搾乳では大量の牛乳に驚きの声が!
今度は哺乳体験。赤ちゃんとは言え、飲みっぷりの良さにたじたじ・・・
放牧地から整然と帰ってきて、サイレージ等の混合飼料に食いつくお母さん牛の食欲にもビックリ。
それぞれの先生が最後に牛乳に感じるお母さん牛の温もりや子牛の無心さとその後の運命、酪農家の苦労等を子供たちに伝えたいと、口々に話していただきました。
その後ファシリテーター同士の意見交換では、酪農教育ファームの認証規定にある"しごとや食やいのちの学びを支援する"と言う目的の中でいつも問題になる"いのち"をどの様に消費者に伝えるかが話題になった・・・
「いのちの大切さを伝えるタペストリーや教材は無いのかな?」・「屠場に連れて行ったら!」・「屠場で働くお父さんとその子供の葛藤を描いた紙芝居を使ったら!」など喧々囂々。
そこで「皆が酪農をやっている上で、本当にいのちを感じる所はどんな時?愛牛を廃用にする時に罪悪感や哀れみをどれほど感じているのか?経済動物としての割り切りを上手く働かせているのでは?そういった中では他人の教材を使うのではなく自分自身の感じたいのちを素直に語ったら!」と私。
すると女満別の白馬さんという青年が「そういえば昨日まで大事にしていた牛でも明日は廃用にしようと決断するしそれが当たり前だよね。それより自分の飼育の不手際で子牛を死なせてしまったりすると、本当にすまないという気持ちになる事から考えるとそういう時が本当にいのちを感じている時のように思う。」と話していました。まさにそこです。
我々酪農家は牛を廃用に出す時は命の哀れみを感じるというより、私の飼養管理の下で元気良くここまで沢山のお乳を出して働いてくれて家族を養ってくれた。本当に有難う!今度は肉になって我々の胃袋を満たしてくれ!決して君達の肉体を無駄にはしないから!と言ったような晴れがましい感謝の気持ちの方が大きいような気がします。そういえば、北海道の開拓以来、村毎に人間のために働いてくれた家畜に感謝する"馬頭祭"が行われて来ました。
いのちの大切さを感じ、伝えることの難しさを改めて感じた研修会でした。
クローズアップ
この度我店長が、帯広商工会議所季報の表紙を飾りました。
決して美人とかいった基準で選ばれたんではないでしょうが・・・・。
少し、どアップにして見ます。
86歳の母親曰く"私より目尻にシワがあるね"だって。(ほっといてくれ・・・・)
見開きで紹介された内容は、製造やサービス業の全く経験のない人間が、ウエモンズハートをどうやって起業し商品開発をして、17年間衰えない人気の秘密を取材に来てくれました。
お陰様で、17年間倦まず弛まず努力をしてきた結果がお客様の支持を集め、更には2次産業、3次産業のプロの組織、商工会議所の季報に紹介されるまでになりました。大変ありがたく身の引き締まる想いです。
店長はじめスタッフ一同、今後とも変わらず精進を致します。
ウエモンズハートの応援宜しくお願い致します。
0.093円
上のコインの違いが分かりますか?裏は(表かな)・・・
こちらの面の違いは一目瞭然ですね。サイズは右がやや大きい。重さは共に5g。周囲にはギザギザも有る。
左はお馴染み、日本の硬貨で100円。右は韓国の硬貨で100ウォンです。百円玉に紛れてしまうと殆ど判別不能です。レートはと言うと1ウォンは≒0.093円と言うことで11分の1の価値しかありません。先日ウエモンズハートのレジの中から100円玉にまぎれている所を発見しました。気がつかずに受け取っていたんですね。
10年ほど前韓国に講演に行った時のことです。喫茶店に入りケーキとコーヒーのセットを注文しましたが、価格表には19000ウォンとあり、えっ19000?ウォン?桁の多さに一瞬ビックリ!日本円に直すといくらだ?当時のレートは0,07円くらいだったので日本円に換算すると19000×0,07=1330円くらい・・・。ほっとしてコーヒーをお代わりしたのでした(ウエイトレスのお姉さん美人だった・・・)。
つまり今回は100円の品を9.3円で販売したのと同じで大損です。気を付けなきゃ!!
シーズン
何事にも適期というものが有ります。作付け然り、収穫もそうですし適地適作もあります。人で言えば結婚適齢期と言うのも有ります。動物だと発情期ですか(ちょっと下世話になりましたが・・)。
広瀬牧場では今、牧場体験の適期、いや真っ盛り。
先日16日の地元の幼稚園の親子体験で、一番人気のアイス造りの風景です。
この16日の体験は当方の不注意で同じ時間帯に二つのグループの体験を予定してしまいました。片や親子71組×2回の体験ともう片方は日高管内の中学生79名の体験とどちらも大人数の体験で、しかもバッティングしていることが判明したのは6月下旬!もうビックリ、上を下への大騒ぎ!こんな大口の体験を同時に回すなんて、体験スタッフは家族のみ、道具も無いし・・・・しかし日高管内の中学校の清水先生が午後への変更を快諾していただき、午前は幼稚園、午後は中学生の体験、なんとか無事終わらせていただきました。
こちらの不手際なのに、清水先生本当にありがとうございました。
"地獄に仏"とはこのことです。