ちょっと年上だネ
今年11月に予定されているアメリカ大統領選挙について、この日本でも喧しい。
前大統領トランプと現職のバイデンとの一騎打ちのようで、嘲笑合戦が続き、メディアの恰好のネダだ。
片やバイデン大統領は
閲兵式でつまずいて転んだり、言葉に詰まる場面とか合わせて放映されている。
コメンテーターが「バイデン氏は81才と高齢で...」というのを聞いていた孫が、
「おじいちゃんのちょっと年上なんだね」と一言。
オレにとっては9才違いは、随分と若いと思っているのだが......⁉️
折り返し点
今日は6月30日。
つまり一年の折り返し点だ。
向かいの芽室町の畑を車で探索。
するとどうだ、麦が色付き始めている。つまり麦秋だ。
麦にも色々種類がある。我や先、他人や先か。
ジャガイモも満開だ
日高の山裾までこんな景色が続く十勝は、豊な土地だ!
話しは変わって。
先だって、日高山脈襟裳国定公園が、名称に十勝を加えて、日高山脈襟裳十勝国立公園に昇格したが、
地域振興と言う意味では、まだまだ市町村間の連携を模索している所らしい。
折角「十勝」と言う名称が入るのだから、農業を巻き込んだ地域振興を考えなくちゃ!ネェ!
100年
今朝の新聞に、甲子園球場の完成100周年を記念した硬貨を発行と言うニュースが載っていた。
自分の記憶の中では、北海道開拓100年が最も古いかな。1968年16才の頃だ。
それに合わせて江別の野幌に百年記念塔や開拓記念館がつくられた。
その2年後、酪農学園短大IIコースに入学したため、在学中何度か行った記憶があるが、
1~2年前に老朽化の為取り壊されてしまった。
その16年後には帯広開拓百年の式典も有った。32才の時か。
我が家は大正7年に岐阜からここ十勝に移住しているので、2018年11月23日に「廣瀬家渡道100年」記念式典を挙行し
自分にとっての力作百年記念誌「賢者は歴史に学ぶ」も発刊した。
翌2019年4〜9月にはNHKの朝ドラ100作目を記念して、十勝の酪農家を舞台にした「なつぞら(広瀬すず主演)」が放映される。
この100作目では奇しくも自分自身、その脚本作りに始まり、広瀬すずさんや草刈正雄を始めとした役者さんへの演技指導。
更には酪農指導と肩書きをもらい毎日の撮影にも同行させてもらった。
人生色んな「100」に出逢っているが、3年後には老父が100才を迎えるし、
その前年の2026年には昭和100年を迎える。
牛さん、美味しい?
今朝の業界紙一面
綺麗な縞模様。プロの仕事。美しい作業風景が絵になる。
栄養価が高く、繊維質も豊富。乳牛にとって最も大切な1番牧草の収穫風景を鳥瞰した写真だ。
そして絵の下のキャプションには
「雨を避けるため、草刈り機(右)と収穫機を同時に稼働させ、急ピッチで作業する(北海道中標津町で)」とある。
牛飼いを生業として、牛に家族を養って貰った身としては、「牛さん本当に喜んでいるのだろうか⁉︎」と
疑問に思ってしまう。
つまり、刈り取りながら同時に切り込む事だ。
十勝でもそうだが、コントラクターに作業を依頼すると、請け負った広大な面積の牧草を適期刈り取りする事が至上命題だが、
水分調整がなされていない。
しかし、牛が最も喜ぶグラスサイレージ、ひいては我々が飲んで美味しいと感じる牛乳を作るには、
牧草の適期刈り取りと水分を83%から65%位までの予乾が必要なのだ。
この作業では、牛や人の事は無視。
ここでも効率至上主義なのか。
牛さん、このグラスサイレージ本当に美味しいですか?