阪大だより
今日は6月5日。
6/1の心筋シート作成の為の筋芽細胞採取手術からすでに4日目の朝を迎えた!
その前後の心の内を表現してみよう。
5/31 術前24時間
イタイの、イタイの、どんだけ?
6/2 術後10時間
イタイの、イタイの、飛んでけ〜〜!!!
6/4術後60時間
イタイの、イタイの、こんだけ⁉︎
オールスターキャスト:
ホスピタルパークのハト
広瀬文彦 左足
広瀬智矩
広瀬麻衣子
広瀬文彦 本人
睦言
写真は阪大病院での929号室の私の個室だ!
四人相部屋なので自分の自由になるのは2.5m四方のカーテンで仕切られたスペースだ。
パンツを履き替えたり、体の清拭或いは治療をする分にはカーテンでも問題無しだ。しかし、音となると防音効果は0!
イビキ、へ、つまみ食いを想像させる音、看護婦との会話など全くプライバシーは無い。まるで相互監視社会だ!
先日、70過ぎのおじさんが奥さんに伴われ、入院して来た。
看護婦が 病棟や部屋の説明を順次している中で「この人はたっくさ〜んお金持ってるから、幾らでも払うわよ!」と、奥さんの声が...
看護婦が帰った後、くだんの奥さんが「何よあの看護婦!一通り説明が終われば、サッサと出て行けばいいのに!」。更に「こんな事だから今回は個室じゃ無く四人部屋にしてもらったのよ!分かるでしょ!全く...。この間なんか近所の◯◯さんのご主人なんかも、遊ぶなら看護婦にかぎる...(この後の話しは、ナイチンゲールを目指す多くの看護婦の名誉に関わるいぎたない話しで書くに耐え無いので省略)」
その奥さんの話しは「あなたの人生の半分は病院生活だったものね!今度は早く戻ってきてね...!」で終わった。
これって、睦言⁉︎
カーテンで仕切られているのでその内側は個室と勘違いしてしまう。
コイにまつわる話し
筋芽細胞の採取手術を受けて二日目の朝だ。
6/1午後8時少し前に大手術が終わったので、厳密にはまだ33時間前の事だ。
外科病棟は優しく無い。
昨日午後、傷口に差し込まれているドレンへの出血の無いのを確認し外した。その直後から「ハイ起きて!足は動かせる?ハイ立って!」と看護婦が急き立てる。
世のお母さん方の様に「イタイの痛いの飛んでけ〜!」なんて言って抱きしめてくれる訳じゃ無いのです⁈
そのスパルタのおかげで左足を引きずりながらも、看護婦の手を煩わせず、デイルームに来てみる。
故郷帯広はここ2、3日雨模様の様だけど、大阪は天気良好!
出来る事なら帯広に送ってやりたい!
写真を見て分かる通り、左方向から朝日が差しているので、画面正面は南方向。繁華街梅田らしい。だからミナミと言うのか?
看護婦によると、梅田方面でひと際高いビルが有名な「アベノハルカス」ナンダってさ⁈
ドングリの背比べで分からん!
眼下には毎朝散歩をしたホスピタルパークがやや小さく見える。
せせらぎの先の池もだ。
そう言えばその池には10匹前後のコイがいた。
少し年増の看護婦が「以前はもっと沢山のコイが居たのよ。でも時々ペリカンみたいな大きな鳥が来て呑み込んでいて、あんなに少なくなったのよ!」
私が「ペリカン?」と驚いていると、「クチバシの下にこんな袋が下がっていたからペリカンだと思うけど...」と言っている看護婦の目線は私の二重顎に行っていた。
「俺はペリカンじゃない、只のデブだ!失礼な看護婦だ!」と口に出せず、心の中で、毒づく...
この中にペリカン野郎にコイ人を奪われた、かわいそうなコイもいるんだろうな⁉︎
コイは淡く儚い!
再び、業務連絡
午後7時頃に、「ミックスベリージェラート」届いた。
手術に立ち会ってくれた祐二と共に、保冷袋を開けるのももどかしく美味しく頂き大満足!
祐二はこの後直ぐ、9時過ぎの新幹線でバトンを店長に渡し、横浜に帰りました!
二個入れてくれてありがとう!
業務連絡
今、店長はJICAの研修生対応中と思います。
伝えて下さい。
今日午後一のJALの二便で阪大病院迄来てくれる予定になってるので、その際ウエモンズハートの今月の味「ミックスベリー」一個持って来るように!
6月1日のミックスベリー写真が、約1カ月の禁欲生活でウエモンズハートジェラートの禁断症状を惹起してしまった!
こちらには冷凍庫が無いので、一個でお願いです。