ホーム > ウエモンのよもやま話
オンラインショップ

十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2017年10月 9日(月) 14:47

アキ

里にも、ウエモンズハートの周りにも秋が来た。
イチョウIMG_1496.JPG
トチIMG_1498.JPG
コブシIMG_1493.JPG
カエデIMG_1500.JPG
タモIMG_1499.JPG
モミジIMG_1497.JPG
タヌキさん、ハラ出してたら風邪引きまっせ!IMG_1502.JPG

LINEで送る
2017年10月 7日(土) 06:12

後遺症?

昨日郵便受けを見ると、半年事に必ず届く面倒な郵便物か入っていた。
IMG_1485.JPG
帯広運転免許試験場 適正審査係からの物だ。
オット、誤解無き様!
違反や暴走をくり返した訳では有りません!
拡張型心筋症が進行しAED内蔵型のペースメーカー(ICD)を埋め込むと、自動的にこの案内が届く様になる。否、自動的と言うよりは、自主申告から始まる。

ペースメーカーを装着後医者から、「この診断書を運転免許試験場に提出して下さい。」と勧められた。
IMG_1488.JPG
口調は決して強制ではなかったけれど、代わりに家内に試験場迄届けて貰ったところ、試験場の担当者は「これからは、御主人は半年事に医師の診断書提出が義務付けられます。」と言われたそうだ。家内はすかさず「あら、それじゃあ、強制された訳じゃ無いんだからこの診断書出さなきゃ、そんな面倒な事しなくて済むのにね⁈」と言ったそうだ。
件の担当者はすかさず「AED付きのペースメーカーを装着した人は、この診断書の提出を提出せず車を運転して事故を起こした場合、過失割合に関わらず当方が100%責任を負う事になり、自動車保険も適用除外となりますよ。」と言ったらしい。
そう言えば法律は、知らなかった!は通用しないよな。

心房細動の発作に対処する為ICD植え込み手術を受けたのに、こんな面倒な事になるとは。
これも拡張型心筋症の後遺症?

LINEで送る
2017年10月 5日(木) 04:44

秋たけなわ

ウニ?
IMG_1427.JPG
ウニじゃ無くてクリ!
IMG_1431.JPG
ワンコイン!¥500でウエモンズハート店頭で販売。おじいちゃんが収穫袋詰めし、500円はおばあちゃんの懐に!これぞ「お袋」か⁈
IMG_1471.JPG
皮をむいて、クリご飯、甘露煮にして頂く。
IMG_1446.JPG
勿論、ウエモンズハートではジェラートになる。今月のおすすめだ!

LINEで送る
2017年10月 4日(水) 06:11

人生の課題

10/4付道新4面のニュースから。
IMG_1470.JPG
「道産木材 蒸して牛のエサ」
「甘み増し食欲アップ/繊維質も豊富で消化良し」
「余った木材の有効活用にも」の文字が踊り目に止まった。
原料となる木材は白樺が想定されている。なるほど、シラカバの樹液はほんのり甘く、市販されている位だからうなずける。しかし、牛が食べるの?と言う問いには、木材を砕いた後圧力容器内で約180度の水蒸気に20分程当てると、糖類を覆っている高分子の物質を引き剥がし糖類を取り出す事で嗜好性が高まり、増体も確認されたそうだ。今後トドマツ、カラマツ、ヤナギなどでも実証試験を続けるそうだ。
9/7付けの新聞には新たな集成材の利用法が載っていた。
IMG_1362.JPG
利用量が少ないカラマツなどの板をたて横に貼り合わせる事により、より強度の増した木材が作られ、三階建ての建物などにも十分利用出来るし、欧米ではより高いビルにも使われているらしい。

話は変わって、2、30年程前からクリーンエネルギーと名付けた安い電力を使ったオール電化住宅の建設が売出されていた。しかし、東北大震災により福島原発が崩壊。原発の安全神話が崩れ、国内の原発が全て停止された。原発の是非は置くが、原発停止を境に電力料金が8割程値上げされ高止まり。オール電化住宅は建築主の重荷になっている。そこで注目され始めたのが、下川町や足寄町が取り組んでいる燃料としての木材ペレットだ。

いずれも、放置されている森林資源の見直しとさらなる利用促進が期待されるが、50年60年先を見越して造林事業に手をつけた父親の慧眼には感服する。
後はそれらを引き継ぎ如何に守って行くか。
大きな課題を与えられたものだ!

LINEで送る
2017年10月 3日(火) 17:47

京都探訪、最終回

京都探訪。
今日で最終回にしよう。

前回は、第二次世界大戦で供出された蓮如上人の銅像の台座の写真で終わった。
山科中央公園の中にある山科本願寺の土塁跡だ。
IMG_1275.JPG
ここは本願寺ノ城と呼ばれ、文明15年(1483)山科本願寺南殿跡に作られたが、天分元年(1532)の日蓮宗徒らの襲撃に遭った。
IMG_1279.JPG
IMG_1278.JPG
その昔、山科本願寺は周りに堀や土塁を築き、寺内町を形成していて本願寺ノ城と呼ばれていた。天文元年の日蓮宗徒らに破却された南殿跡に1536年建立されたのが、泉水山光照寺だ。
IMG_1294.JPG
IMG_1291.JPG
IMG_1293.JPG
次は放鶯山西宗寺。
この寺は蓮如上人御往生の地だ。山科野村郷西中路の名主で地侍の海老名五郎左衛門信忠が浄土真宗に帰依。土地を寄進し蓮如上人の弟子となり同寺を建立し浄乗と名乗る。
IMG_1281.JPG
IMG_1283.JPG
IMG_1288.JPG
飲用生活水が無く困っている村人達が、蓮如上人が指し示した所を掘ると、コンコンと水が湧き出したと言う井戸だ。
IMG_1300.JPG
我が家の系図の言う「山科の里」は当時、寺内町と言われる城郭都市を形成していた所で、今回訪れた寺院などは極めて近い所に位置していた。しかし、道は狭隘で入り組んでおり、しかも地理に不案内と来れば自分の足だけでは到底回りきれなかっただろう。

これで山科の里探訪を終え、京都駅間近にあるお東さん(東本願寺)にお参りして今回の旅を締めくくる事にすべくタクシーに乗り込む。
IMG_1319.JPG
山門の表側は交通量の多い道路に面していて画面に入りきらず境内から写す。
IMG_1315.JPG
これは見真大師(親鸞上人)の堂で、内部は撮影禁止だ。
IMG_1322.JPG
左手奥に見えるのが、阿弥陀堂だ。見真大師堂から見ると規模は半分くらいだ。
自分自身今年65才を迎え高齢者の仲間入りした。
今回の阪大病院で先端医療を受け、失われたはずの老後を取り戻すことが出来たお礼と、然し乍ら平均寿命も残すところあと15年余。
旅立つ時には迷わず成仏できるようお願いもした。
最後は渉成園。お東さんの管理する公園だ。
IMG_1304.JPG
IMG_1310.JPG
IMG_1311.JPG
渉成園の全景
IMG_1302.JPG
午後2時過ぎ、新幹線で東京に向かう。
大谷祖廟始め歴史のある仏閣は兎に角境内が広い。かと言ってその中をタクシーで移動など以ての外。また、本願寺の土塁跡も階段で30段程の高さだけれど、いずれも早足は無理としても息切れせずそれ程身体への負担も感じる事は無かった。
拡張型心筋症と診断され、余命も5年と宣告されてから丸3年。昨年10月に体調崩し帯広厚生病院に入院してからほぼ1年の間曲折を経、先端医療を受けられる幸運にも恵れ、老後を取り戻した事を実感した、中味の濃い京都の旅だった。
ナンマンダブ、ナンマンダブ、...

LINEで送る

2024年11月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

バックナンバー

最新記事

カテゴリー