教授回診、ナウ
たった今、今回のハートシート移植の治験を主導して頂いた澤芳樹教授の回診が有った。
大勢の弟子を連れて且つ短時間の回診だったけれど、澤先生も変わらず患者に安心感を与えてくれる温厚な話しぶりで、更にはお元気そうで安心しました(生意気な書き振りだけれど、私の寿命が尽きる迄診て貰えると言う意味で!)。
検査入院以来の検査結果を説明する堂前先生の話しに一つ一つ満足そうに頷きながら、「後は矢張り、体重のコントロールが大事ですね!」と、とどめの一言(我々医療側としては最大限の力を発揮したのだから、今後良い状態を長く保つのは貴方の努力次第言った意味を言外に含めながら)を残して、次の患者の所に大名行列の如く移動して行かれた。
検査結果が良好である事を差し引いても、澤先生の優しげな人柄に安心感を増幅させていただきました。
明治9年生まれの曽祖母ハツばあちゃんは、「私ら百姓なんかは昔、医師の診察を受けるなど思いもよらず、せめてお医者さんに手を握られながら死ねるならこれに勝る幸せは無い。」と言っていた。
そして町医者に診てもらうと「極楽、極楽」と言うのが口癖だった。
今の私は極楽以上!ハスのウテナどころかお釈迦様の隣りに置いて貰っている様なものだ!
そう言うハツばあちゃんは薬草の知識が豊富で近所でも有名だった。
ヨモギは止血。腹痛にはゲンノショウコ。ドクダミ茶の常飲で健康維持。咳止めにはオオバコ...などなど
ウ、サブッ!
今日は放射性物質を注入してのCT検査が予定されていて、僅かばかりの朝食も抜きとなった。
お腹が空くと嗅覚も敏感になるらしく、同室の人の食事の匂いが充満する中気を紛らわせるでも無く何気なく外のホスピタルパークを眺めていると、ん?、地面が白くなっているでは無いか!雪か?
そうだ、ここは大阪。もたもたしていたら解けてしまって今度いつ会えるか...
慌てて階段、いやエレベーターで駆け下り?外に出て見ると...
「うっ、サブっ!大阪なのに寒い‼︎」
矢張り霜では無く雪だ‼️
北海道十勝で生まれ65年そこで生きて来たオレとしては雪など珍しくも無く、小学一年生の頃には登校時、吹雪いてくる雪に顔が横殴りされ(冷たいを通り越して痛かった。だから横殴り、と言うのか⁉️)鼻水も垂れてくる。更には1kmほどアップダウンの続く吹き溜まった雪山に足を取られ、泣きながら一里の道を歩いて通った。しかし思い直して成人する頃には克雪と言うか雪を楽しもうと糠平や嵐山(十勝の人しか知らないだろうなぁ)のゲレンデに幾度か出掛けるも、期待した出会いも叶わなかった。だから矢張り雪は嫌いだ。
因みにいまの家内とは、青年部のスズラン狩りで出会った。だからスズランは好きだ、可憐だし⁈
何だか話しがズレて行っている。
当地の天気予報では今シーズン最大級の寒波が西日本に流れ込み、この寒さは13日迄続くらしい。
十勝に比べればちゃんちゃらおかしい話しだけど、寒過ぎてホスピタルパークでの散歩はお預けか⁉︎
寒さに耐えきれずパーク内の心臓破りの45段の階段を一気に上る。
ん?息が切れないぞ⁈
ダイエット開始
今朝9時、伊丹からモノレールで阪大附属病院に到着。
入院手続きを済ませ東3病棟に落ち着き、早速ダイエットの開始だ。
昼食は...
夕食は...
これがダイエットメニュー。正餐だ!
2週間後のオレを、ご覧じろ!
謎の解明⁈
1月8日朝、つまり今朝大阪大学附属病院へ、この年末年始に積み重なる謎解き?に出発する。
晴天の帯広10:15発のJAL1便にて羽田を経由し伊丹に向かう予定だけれど、乗り換えの羽田空港は薄曇りで気温は7℃だそうだが......
ロビー内のオアシスでは、サンドイッチとお茶で昼食。そして忘れてならないのは定時の薬の服用である。
謎?の解明には、過食!を避け、定時に薬を飲む事が肝要なのだ。
伊丹行きJAL119便は10分遅れのスタートだったけれど、問題は気流が荒れ約一時間シートベルト着用サインが消えず、尿意が我慢できるかそれが問題だった。が、何とか大丈夫だった〜!
もう一カ月余り前に家内は、今回の検査入院の日程が本決まりになるとすかさず、伊丹空港、そしてモノレールの駅に近い場所にあるAPホテルを予約してくれていた。その話しを聞いてすぐ家内の"忖度"を感じた。
その"忖度"を無にしては申し訳ない。
早速"その忖度"に応えるべく、夕食に出掛ける。
昨年7月、阪大病院に再入院する際伊丹空港近くのグリーンホテルに前泊し、夕食に入ったのがそのホテルの玄関先にある"ステーキ専門店どん"で、全くサシが入っていないけれど赤身が柔らかくすごく美味しいステーキが食べられ、その後何度か話題にした事が有った。
家内が「検査入院前泊に伊丹空港近くのAPホテルを予約して置いたから...」との話しに、あの美味しいと言っていたステーキをまた食べさせてあげたい、との優しさを感じた。
家内の気遣いも相俟って矢張り変わらずステーキ(何g食べたかは内緒)美味しかった。これで2、3週間の病院食にも耐えられそうだ。
同病で昨年10月の検査入院時同室となった、ハートシート移植手術先輩で前橋在住の林信雄さんが私の体重増に対して、心臓の働きが落ちて身体に水分が溜まっているのでは?と心配してくれていた。
私も体重増の原因が心機能の低下か意志薄弱が故から来るただの過食か、今回明らかになる‼️
正月
大晦日。帰省した息子達と久し振りの団欒。
孫も寝、両親も隠居へ行き遅くまで話しは尽きない(と言っても牛屋の朝は盆正月無く早いので、9時半にはお開き)。
そして迎えた平成30年1月1日。
雪の為初日の出は拝む事は叶わなかったが、代わりに幻想的な風景が現れた。
北国ならではの美しく清々しい正月だ。
正月といえば......
賀状
お年玉
廣瀬家新春の集い
箱根駅伝
それにしても、二年振りに娑婆で迎える正月。御節食べ過ぎ、お屠蘇飲み過ぎ!
9日からは阪大に検査入院だけれど、ダイエット入院か⁈
隔離されなければ...。意志薄弱‼️