夢からうつつ
結婚40周年のロングランイベントも間も無く終了。 と言う事で、26日夕方京都の舞鶴港に到着。まず乗船場所の確認だ。
家内とレクサスの乗船手続きを済ませ、再び舞鶴市内に夕食を摂りに行く。
午後10時半すぎ、大型トレーラーから乗船開始。
陸上自衛隊のトラックや戦車?も搭乗。
その後二輪車、乗用車の順で、全てが終わったのが午後11時半頃。
出航は午後11時50分。
最後まで波は穏やか。船内放送では0.5~1mの波で速力は29ノット。船内では機関の振動を感じるだけで、全く揺れず快適な船旅だった。
27日、定刻の午後8時45分に小樽港へ入港。
翌28日夕方10日ぶりに帯広帰着。緑が一段と眩しい。
記念イベント
17日午前11時過ぎのJRで新札幌へ。投宿予定のアークホテルで酪大の干場名誉教授から2時間半取材を受ける。その後他の教授を交え懇親会。
18日は午前9時から約200人の学生を前に、実践酪農学の講義。担当教授猫本先生との歓談後、新千歳空港から熊本空港に向かう。
その間、不正脈が頻出し息苦しかった。
山本幸子さん宅に泊めて頂き、リラックス。昨日も午後1時頃まで休ませて貰いて心臓も落ち着き、身体が楽になる。
その後、被災した熊本城を見に行く。
噂に違わず、酷い被害。
アーリントン墓地か⁉︎と思わせるように崩れた石垣の石を並べてひとつずつ番号が付って有る。
崩れた石垣の上で辛くも崩落を免れた櫓。
立ち入り禁止区域が多く間近では見られず、展示してある写真や絵を見るととんでもない奇跡で崩落を免れたことが分かる。
兎も角凄い‼️
明けて今日。
いよいよ我々夫婦の結婚40周年記念ツアーの始まり。北海道に向けて出発進行‼️
スポンジの続き...
今朝の業界紙に、受刑者が脱走し"空き家"に潜伏と言う問題提起があった。
総務省の五年毎の「住宅・土地統計調査」によると、日本の空き家数は820万戸(2013)、7戸に1戸の割合だそうだ。
その空き家は「売却用」「賃貸用」「別荘」「その他」に分類され、厄介な「その他(所謂お化け屋敷)」が'23年に506万戸、'33年に785万戸に達すると予測されている。
翻ってわが帯広の場合...
40年程前に造成された西帯広ニュータウンの例では、明治時代から有る西小学校の校区が手狭になり開西小学校が分校し6年後には森の里小学校、更につつじヶ丘小学校とマンモス校が甍を争っていた。
現在はどうか。
今年の新一年生は、西小が31人、開西小28人、つつじヶ丘小に至っては25人程らしい。
この西地区も10年、20年後には草ぼうぼうの空き家が目立つ様になる。
オレが言いたいのは、もう農地を潰すのは止めよう。
農地は国民の生存権を守る財産だから。
タンポポ
道端に西洋 たんぽぽが真っ盛り...
妹と(残念ながらガールフレンドでは無い)たくさん摘んできて花の首輪を編んだり、種になっなタンポポを取ってきて相手に吹きかけたり...
広い牧草畑のタンポポで遊ぶハイジ。アルプスの少女でもお馴染みの風景。
のどかな田園風景には欠かせない花だ。
しかしこのタンポポ、可憐な容姿からは想像出来ない食わせ者‼︎
我々農家にとっては、この上無い手強き雑草だ。
牧草地で数株のタンポポが咲いていて、それを放置しているとあの落下傘の様な種子が飛散。牧草地の裸地に落ちたら早速翌年芽を吹き根を張る。根付いたが最後だ!
そして数年を経ずして、広い牧草の緑に映える黄色のタンポポ畑。最悪だ!
さっきから花が綺麗だ。しかし仇だと言っている訳。
牛の嗜好性は悪い上、飼料畑としての栄養収量を考えると、栄養価は低く単位あたり収量も20〜30分の1。
全くもって憎っくき仇だ。





