アレから30年
左は柴田隆視夫婦、右は藤本典成夫婦で昭和63年帯広JCの同期入会仲間との忘年会を兼ねた夕食会だ。
アレから30年、皆60才越え。
乾杯が始まる前から病気や孫の自慢話で持ちきり。
病気では、勿論自分が一番の重病だ(軽重を競う訳では無いが...)
俺が1月に二週間ほど検査入院が予定されているので、新年会は2月上旬に開く事に早くも決定!
編集余禄
今日の勝毎に目を通すと、編集余禄に目が釘付けになってしまった。
タイトルの「顔を上げよう」に続く本文が、「この夏、家人とともに帯広市内のアイスクリーム店に行ったときのこと...」とあり、「おっ、これは我がウエモンズハートの事が書いてあるぞ!スタッフの接客に失礼が有ったのか?イヤイヤ、ウエモンズハートのスタッフは何処に出してもあるいは接客コンクールに出しても恥ずかしく無い事この上ないし、第一面からそんな苦言も無かろう。逆に素晴らしい対応を記事にしてくれたのかも...それなら頷けるんだけど...」などと自問自答しながら読み進む。
続きはこうだ「近くの席に座った若いカップルがお互いにアイスクリームを舐めながらスマホをいじっている。会話が無いのだ。」と...
確かにスマホは便利だ。
自分自信、このブログをアップするのにスマホをつかう。飛行機や列車の時刻を調べたり、ホテルの空き室情報や予約、更にはショッピングにも使う。本も読むし、勿論メールもだ。間も無く91才になる我が父も、スマホで幼少期からの思い出を綴ったりグーグルマップで自分の過去に行った所や行きたい所にいつでもピンポイントで行っている!事ほど左様に生活に密着した素晴らしい道具ではある。
しかし、如何に便利で重宝する機器でも、TPOをわきまえる必要があるだろう。
10年程前の事だ。
札幌で列車の待ち時間に駅中のイタリアンレストランに入ると、隣の席に小学生の子供二人とその若い両親が食事に来ていた。大人は夫々携帯をいじり、子供も夫々携帯型のテレビゲームに夢中で、注文の食事が来ても、いただきますどころか会話もなく、視線は自分の機器と食事に行ったり来たり!てんでんバラバラに食べていた。団欒のかけらも無い!
あの家族は今どうなっているのかな?
この編集余禄はこう結んでいる。
「大切な人といるあなた、俯いて小さな画面に目を落としていないで、顔を上げよう。」
私からも、「大切な人だからこそ、一生懸命向き合って一挙手一投足をしっかり見つめ合わなくちゃ!長〜い人生を共に過ごすかも知れないのだから。」
移ろい
10月22日検査入院の為帯広を発ち、引き続き様々予定をこなして昨日昼に帰着。90才になる父の迎えで2週間ぶりの我が家。
すっかり冬を迎える装い!
今年は正月を跨いで入院退院したのは1月末。裏のクリの木も冬の寒さにまだまだ気を許さず耐えている。
5月初め、大阪へ出かける直前。この辺では最も遅いカシワも漸く葉を繁らせた。
8月末阪大病院退院。そして2カ月。一回目の検査入院が近づき庭の木々は...
一夏かけて次世代へと引き継ぐタネを実らせ、その実を心待ちしていた動物たちの胃袋も満たし、最後には人工の光に疲れた人々の目を癒してくれた紅葉も脱ぎ捨ててしまった。
昨年来入退院を繰り返し、季節の移ろいを断片で見つめた我が家の四季。人生初だ。
「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」哉!
長途
10月22日にスタートした日本列島縦断の旅。主目的は5日間の阪大病院への検査入院だったけれど、引き続き久留米の結婚式、
鹿児島県出水市の鈴木牧場訪問、
人吉温泉の球磨川下り、
兵庫県西宮市での催事、(尼崎から催事会場であるイトーヨーカドー甲子園店の鳴尾へ行く途中の武庫川駅は武庫川の真上に有った!)
そして東京で友人や息子達との再会などなど精力的にスケジュールをこなし、
羽田空港で玉子かけごはん¥460を食し食後の薬を飲み、帰路についた。
3年前に特発性拡張型心筋症と診断されて以来初の長途だった。体調を整えながらねは旅ではあったが、頗る体調は良好!
取り戻した老後。残された時間を無駄遣いせずどう過ごして行くか非常に楽しみ!嬉しい限りだ‼︎