助っ人
我が家の農業及びウエモンズハートの会計事務もいよいよ正確さが求められる様になって、我々高齢者にとっては非常に悩ましい問題だ。
しかし我が家には公認会計士がついていて、非常に心強い。
今日は給料計算のプログラムを構築し、その使い方のレクチャーして貰っている店長。
画面を見ながらの説明でも、懇切丁寧に分かりやすく説明を受ける
有難い事だ
十勝の春
JAL573便にて帯広空港に到着する三男を、迎えに車で家を出ると、待ちかねた風景が目に飛び込んでくる。
剣山の白と半年ぶりに畑から顔を出した土の黒とのコントラストが眩しい。
生まれて此の方65度迎えるこのシーズン。いやというほど見ているけれど、飽きることは無くワクワクと胸が踊る。
伝染病
我々の業界紙日本農業新聞第1面に又嫌なニュースが載っていた。
我々酪農家に取って、最も怖れる偶蹄類の伝染病口蹄疫が又韓国で発生したようだ。
農業高校の授業で法定伝染病の一つとして習ったことは有ったが、平成22年に宮崎県で発生。その発生農家から半径10km以内の偶蹄類即ち牛と豚が無差別に何十万頭と殺処分されるのを目の当たりにし、その伝染病の恐ろしさを再認識させられた。
しかしその迅速な対応により、その後1年間再発生が無い事を確認して、国際獣疫事務局から再び清浄国の認定を受け、家畜の移動制限も解除された。それ以来我々生産者を始め畜産関係者の努力で発生は一度も無い。
翻って韓国だ。
彼の国でも同じ年に発生していたが、その対応が杜撰で再発を繰り返し、清浄国指定を返上出来ず汚染国のまま今日のニュースとなった。
同国の食糧自給率は10%台。という事は、食料の輸出は鼻からする気も無く輸入一辺倒。穿った見方かも知れないが、汚染国のままで何の問題もない。
翻って今日本は経済成長の一つとして、インバウンドの増加を目指している。つまり国の方針は、汚染国か否かは問題外。来るものは拒まずだ。
この伝染病口蹄疫は強伝染性なので、我々畜産農家は持ち込ませず、持ち込まずを墨守させられている中で、"ウエモンズハート"や"十勝農学校"の活動が大いに制限され、迷惑この上ない。
サプライズ
還暦祝いは我々兄妹夫婦の恒例となっている大事なイベントだ。
上京前日だから、18日の夜の事。
昨年10月、今年3月と続けて2人の義弟が60才を迎え、その還暦祝いを市内のレストランで二人ひとまとめに行なった。
その後妹夫婦の家に移動し、二次会。
ケーキ有りお花有り。その還暦祝いのケーキには還暦を迎えた義弟二人ひとまとめにして入刀。そして2人してロウソクの火も消して貰う。
ひとまとめ、と言うと何だかこのイベント自体義理かなんかで面倒くさそうに聞こえるでしょうが、さにあらず。オレが病弱となり入退院を繰り返し、日程が定まらずこの日になってしまった。
ひと通り大騒ぎした後、もう一つお祝いだよ!と妹達が言い出した。
何かな?と思っていると「にいちゃん、おねえちゃん結婚40年おめでとう!」と来た。
我々が40年になる事は気がついていたけれど、皆で祝ってくれるなんて...
とっても嬉しい、サプライズ‼️だった。
都営地下鉄三田線神田神保町7番出口
催事に出掛ける家内達を見送り、オレは柏10時9分発品川行きで泉岳寺に向かう。APAホテルにチェックインを済ませて、神田神保町に向かう。
20年前、酪農教育ファーム推進委員会の設立に関わり、更には地域交流牧場全国連絡会の会長を10年近く務めた際、最低でも月一くらいの頻度で上京。その頃良く通ったのが、神田神保町にある喫茶店さぼうるだ。
病を得てからこの5年、すっかりご無沙汰だった。
さぼうる2
オーナーの鈴木マスターはお客様の出入りが眺められる特等席に、置き物の様に佇んでいた。
声をかけると、オレの事は思い出せ無いようで、申し訳なさそうに「私も85才になり、もう疲れましたわ!」と弱気な口ぶり。自分の店を心から愛し、お客様との出会いを本当に大切にしていただけに、少し寂しかった。
さぼうるではアメリカンコーヒーをじっくりと楽しみ...
さぼうる2に移って昼食にナポリタンセットを注文し頂く。
運ばれて来て思い出した!
わや、デカ盛り‼️高齢者には大変辛い量だ。と、言いながら完食‼︎ふぅ〜!
再びコーヒーを頂きながら、自分の時間をフルに使い、飛び回っていた往時の思い出にしばし浸った。
取り戻した老後が嬉しい‼️