ダバダバダ、〜〜
フランスの作曲家、フランシス・レイ氏が亡くなった事が新聞の片隅に載っていた。
映画「男と女」のテーマソングを作曲したが、当時めずらしいスキャットで歌詞は無く、ただ「ダーバーダー、ダバダバダ、ダバダバダ、ダバダー、アーアー、」の繰り返し。
自分は何者か分からず、明日の見えない青春!家業の酪農に就くことに息苦しさを覚え、一人になりたい時に荒んだ心に沁みた曲だ。
「白い恋人たち」も札幌オリンピックとともに有る、他に「ある愛の詩」も懐かしい。
青春そのものだ!
お手伝い⁈
3歳9ヶ月になる孫は、大人のする事は何でも「手伝う!」と言って割り込んでくる。昨日はヒロじーちゃんの栽培しているブドウが沢山採れ、一粒ずつ食べるのが面倒になり、ウエモンズハートで使っている「スロージューサー」にかけるとブドウを圧搾し、生ジュースと皮、種を分離してくれる。
手伝う時は、椅子を自分で引っ張ってくる。
包丁で野菜を切っている時、ガスコンロで煮炊きする、或いはオーブンで調理する時なども近く迄寄って来るので危険極まり無い。
それでも、ミヨばーちゃんやマミばーちゃんは言下にたしなめるのではなく、危険で有る事を気長に言い含めているが、 何にでも興味を示す今が大切!
そう言えば、転んでもぶつけてもまず泣かない。
怒られても、本気になっているかどうか、相手を測っている。
どんな大人になるのか?ハートシート移植で余命を取り戻した今、何歳まで孫の成長に付き合えるか、楽しみだ。
真夜中の電話
18日の真夜中1時半頃電話が鳴り出して、深い眠りからひきもどされた。
時間的に嫌な予感が頭の中を駆け巡りながらも、受話器を取ると「帯広警察署ですが、ヒロセさんですか?」と女性の声。(警察?オレ何か不始末仕出かしたかな⁈と動揺しながら...)「ハイ、広瀬ですが、なにか⁉︎」「牧場をやっていると思うんですが、お宅の牛、脱走してませんか?」続けて「今、街のなかを走り廻っていた15頭の牛を確保しているんですが、確認して貰えませんか⁉︎」と有無を言わさない口振り。
身繕いももどかしく外に飛び出し、軽トラで牛舎を一回り。全てのゲートは閉まっていて、牛達も落ち着いている。
確認を終え警察に電話。「ゲートは全て閉まっているので、我が家の牛では無いですね。」すると「そうですか⁈白黒の牛7頭と他は真っ黒な牛なんですが、他に牛を飼っている牧場は無いでしょうか?目撃者によると芽室の方から走って来た様ですが?」
「私の近くでは肉牛を飼っている佐々木畜産がありますが、そちらに問い合わせ貰ったらどうですか?」「分かりましたありがとうございます。因みに牛達は耳に黄色い札を付けていますが⁈」「牛は全て付けていますよ。」と電話は終わる。そして念の為もう一度巡回して、漸く床に入るも目が冴えて寝付かれずにいると(警察は牛の耳標の話しをしていたけれど、特定のサイトに10桁の番号を入力すると持ち主が特定できるんだった!)と寝ぼけた思考が繋がり、再び警察に電話。「佐々木畜産はどうでした?」「会社に電話しているんですが出ないんですよ。」「会社と牧場は別なんですね⁈所で、先程牛の耳に黄色い札が付いていると言っていたけど、大きな4桁の番号では無く下に10桁の番号が牛の個体を識別する番号で、サイトで調べると飼い主が特定できます。」と情報提供する。
そんなこんなで3時過ぎに床に入るも、過去我が家でも繰り返していた牛の脱走劇が走馬灯の様に思い出され、なかなか寝付かれない。
翌朝佐々木畜産の社長に電話をすると「ウチでは無く小沢牧場だったらしい。特定出来たのは耳標からで、驚く事に警察が飼い主を調べて欲しいと牛の耳標番号を知らせて来た。警察はトレーサビリティの事知っているんだな。」「不思議でもなんでも無く、オレが番号を調べるサイトで調べてみな、と伝えたんだ」「なんだそんな事か、警察が言う番号を息子がパソコンで調べて小沢さんと特定出来たみたいだ。」と一件落着。
考えて見ると、我が家の西、芽室の街迄の間に佐々木畜産、東原畜産、大成牧場(小沢)と数千頭規模の肉牛牧場が3つもあり、10,000頭近くの牛がひしめき合っているんだなぁ!
揖斐
11日から千葉県船橋市のイオンでミルクランド北海道の催事があり、ソフトクリームの販売に合わせてミルクランド北海道アンバサダーの黛えりかさんと、オレが酪農家を代表してのトークイベントに出演した。その効果もあり昨日はソフトクリームは長い行列が何時間も続き、皆様にはご迷惑をお掛け致しました。
さて、催事は今日が最終日なんですが、家内達にまかせて早朝より船橋を出て今養老鉄道で揖斐にむかっています。
名古屋で乗り換え...
揖斐では上善明寺と廣瀬勲さんを訪ねる予定。
無罪?放免
台風24号の影響で1日早く帯広を出発したが、今月1日予定通り阪大に検査入院。
入院当日の夕方、懐かしくてホスピタルパークに出てみると、矢張り大阪、まだまだ汗ばむ暖かさだ。幾つかの検査を受け、昨日病状説明が宮川先生からあった。状態としては1月の半年検査から大きく悪くなっている所は無いそうです、が、矢張り動き過ぎと、加えて体重のコントロールをして下さいとキツく言われた。この病気は状態の良好さが続いていて、耐えられなくなると、ガクンと悪化し元に戻る事は出来ないんですよ、と!直後は、胸にしっかりと刻んで帰るんですが...
何れにせよ、好結果を持って今日帯広だ!
涼しいい⁈寒い‼︎