インディアンカレー
道新14面
「道東 ソウルフード 探訪」のコーナー
帯広市民で知らない者はないインディアンカレーが取り上げられている。
文中から
創業は1968年とあるから小生高校2年生の時で、半世紀いや60年近い遥か昔の話したが、
記憶に間違いが無ければその創業年に食べに行っている。
昭和42(1967)年に帯農に入学し、一年間は実習寮生活。
翌43(1968)年4月からは学校までの6.7kmを自転車で通い始める。
そして冬。雪が積もり始めるといよいよバス通だ。
行きは緑ヶ丘で乗り換え。帰りは帯広駅前で乗り換えと言う通学の日々だ。
そんなある日、駅前の藤森食堂の横に「インディアン」という安くて美味いカレー屋ができたらしいぞ!
と言う事で同級生に連れて行ってもらったのが初めて!
中々外食なんてした事のない時代。
冒険心と罪悪感のないまぜな感覚でそのカレー屋に足を踏み入れた。
衝撃的なうまいカレーに驚くと共に、店の作りや照明などの雰囲気までも
まざまざと思い出される。
それから50余年、内地住まいの息子達も帰省の折など家に帰る前にインディアンカレーで
腹ごしらえしてから帰って来る。
母の味よりインディアンの味か⁉︎と思いきや、同社のHPには
「帯広で2番目においしい店」と記されているそうだ。
そのココロは「1番は食べ慣れた家庭の味。外食する際に最初に選んでもらえるのが
インディアンだと嬉しい」だそうだ。
憎いね〜、このヤロー!