分監高台
12月3日午後4時半前後
一際高い十勝幌尻岳(1,846m)と南に向かって連なる日高連峰
剣山(1,205m)。高校時代、課外授業で登った山だ
その北側に聳えるのはメムロ岳(1,754m)。これも同じく課外授業で登った。
自慢の十勝連峰も防風林で見え隠れして、一ヶ所では全貌を見る事は出来ないが、
自分の住む分監高台の西縁の笹薮に腰を下ろし、秋風に顔を撫でられながらこの雄大な山並みを眺めるのが、
子供の頃から大好きだった。
因みに、分監高台とは
明治初期、開拓に必要な道路開鑿に囚人を従事させる為、「釧路集治監帯広分監」として帯広に誘致した。
その監獄用地に組み込まれ、昭和初期まで開拓されず手付かずの原生林だった場所だ。
帯広分監の監獄用地として組み込まれた土地なので、「分監高台」と呼ばれていたが、
今では死語なのかなぁ。
「監獄高台」と呼ばれるよりずーとましだ。