夢
お盆と言えば精進料理。冷麦があたり前と、育った。
そんな常識を破って、妹夫婦や三男家族が集まり、昨日はお盆のお中日だけど、長男夫婦の提案で屋外でバーベキューをした。
炭火で焼けた肉に舌鼓を打ち、ビールや日本酒をそこそこ頂き、久しぶりに楽しく美味しかった。
そんな中酒の肴にと義弟達に、若い頃や古希間近になった今の夢について聞いてみた。
昨年キャンピングカーを手に入れた義弟は、まだ若い?うちに日本一周をしたいという夢を持っているそうだ。
彼は農業を生業とし大いに成功した部類だが、農業を継ぐ経緯を聞いて見た。
彼もオレと同じ帯農のOBなので、農高受験のきっかけは、父親が「お前が後を継ぐか農家を止めるか、どっちかだな」
と言われて、農業以外の選択肢が無かったとの事。
帯広の消防署を定年退職してバドミントンの指導者で頑張っているもう1人の義弟は、
「商船高校に入り旅客船の乗務員となり、世界を走り回りたかったけど、弟妹がいる中で
家計に余裕が無いので市内のしかも公立高を受けてくれ。」と言われたそうだ。
皆んな夢とうつつの狭間で生きて来たんだなぁ。
後もう少し?夢見るジジイでいたい。