吉田初三郎
道新日曜版「新五感紀行」の第一面
北海道博物館2階展示室で公開されている縦1.7m、横5.7mの大作「北海道鳥瞰図」だ。
大胆にデフォルメされている為「どこかの島?」と一瞬思ってしまうが、よく見ると我が北海道。
太平洋側から見た図で、十勝平野が眼前に迫っていて、農業立国の面目躍如だ。
今だと羽田空港を飛び立ち、東北太平洋側を北上。八戸から太平洋側に進路を変えると間も無く左手に襟裳岬が見えて来るが、その位置で2万m?いや3万m位まで上昇すると、
この絵にある様に北は稚内や利尻礼文、東は国後択捉まで見えるのかも!
新千歳空港への進入経路でなくて、良かった!
昭和11(1936)年に吉田初三郎と言う人が描いたものだそうだ。
明治17(1884)〜昭和30(1955)享年72才。
アレ?オレも今年72才。
オレには何が残されているのだろう。