帰りました。
11日は午前中タクシーで長崎市内を観光する。
前夜の運転手と打って変わって、口数の少ない人で、
「長崎は初めてですか?」
「私は50余年ぶりですが、家内は初めてです。」
「どちらか見たい所はありますか?」
「そうですね〜。平和記念公園とかグラバー邸。大浦天主堂とかですかねぇ。」
「承知しました。それでは出発します」
稲佐山を、ウネウネと下り20分程走ると平和祈念公園に着き下車。
だだっ広い石畳の広場によく映像で見る祈念像
次は昨日の運転手に聞いていた天皇家御用達のカステラ専門店匠寛堂と言う老舗に寄ってもらう。
我がウエモンズハートと同じく百銘店の称号が飾ってあり、その隣には上皇陛下ご夫妻の写真も飾ってあった。
それから坂道を登るとグラバー園入り口が有り、そこで下車。運転手さんはこのグラバー園のすぐ隣が浦上天主堂なので、見学がお済みにならるましたらご連絡下さい。数分で迎えにいきます。
と言って付いてこない。
入り口を入ると登りの動く歩道でほぼ頂上まで運んでくれる。
さあ降りはと言うと、車椅子でも移動できるように、ご親切にスロープが作られているが、
日光のイロハ坂の如く、すごい遠回り。膝痛を抱える老夫婦には勿論階段も辛いし、
延々と続くイロハスロープも辛かった。顔は笑っているが、膝も笑ってガクガク
そして天主堂。
こちらの言った所だけしか回らず、しかも説明は無し。挙げ句に1時間以上もタクシーを待たせての見学。
当方の希望の所を回ってはくれたのだが、3時間15,900円を払った観光タクシーには何かしっくりこない。
いずれにせよ、もうこの年なので、再訪は考えられないが、来てやるものか...❗️
さあ、長崎ともお別れし、佐賀嬉野市のナカシマファームを訪問
嬉野ICで待ち合わせ、先ずは新幹線の嬉野温泉駅前のナカシマファームの運営する第3セクターのショップや
旧街道の街並みの中のショップ
そして牧場に併設された工場も見学させてもらう。
後6:30からは横尾さんを交えて、佐賀市内で呑み会
横尾さんは全国の酪農家有志で立ちあげた「地域交流牧場全国連絡会」の初代会長。
自分は同じチャーターメンバーの中で、2代会長を仰せつかった仲だ。
翌日は佐賀市神埼のミルン牧場の工場を視察
この工場は昨夏、洪水で2m程の濁流に飲み込まれ、壊滅的な打撃を受けたそうだ。
しかし、息子さんが、「神は、試練を乗り越えられる人にしか与えない、と言っている。
つまり、試練を与えられたからには乗り越え無くちゃ!」と、強固な意志を尊重して再建。
今は通常に戻っているらしい。
そして再建された工場で作られたチーズを注文してきたので届くのが楽しみ。
そして、福岡空港から羽田、そして帯広目指して機上の人となる。