まるで拡張型心筋症?
昨日の道新4面。某製薬会社の一面広告に目が止まった。
COPD (?.なんだ⁉︎)、直ぐに周りの絵と言葉が目に入る
歩くだけで息が切れる(思い当たる)
風邪じゃ無いのに咳(これも思い当たる)
朝から痰(なんだ、この広告)
「歩くだけで息切れ」.「風邪じゃないのに咳」.「朝から痰」ってこれ、拡張型心筋症の症状と当に瓜二つだが、
下段の説明には、「タバコの煙のような有害物質を長時間吸い込む事で起こる肺の疾患」との説明が書いてある。
つまりCOPDは慢性閉塞性肺疾患の事を言っているのだ。
自分自身の事
50代半ばから、150~200mも歩くと息苦しくなって立ち止まり、階段も14.5段以上になると息が上がって一息に登れなくなる。
時には、痰も伴う労咳の様な咳も時々出るようになる。ある時札幌時計台ラーメンのカウンターでラーメンを待っている間、痰咳が出始めた。
その時隣りでラーメンを食べていた女性の蔑んだような目で睨まれたのが今でも忘れない。
何か体調の異変を感じ、帯厚生呼吸器科のY先生。市内のT呼吸器科。S循環器内科。これらの病院を転々とするも徐々に悪化している様に感じる。
いよいよ夜床に入って2~3時間ほど経つと喉に痰が絡み咳が止まらなく呼吸困難に陥り跪坐呼吸(身体を起こして呼吸する)にすると20~30で収まる。
そんな事が続いた62才の頃、帯広厚生の呼吸器科医師荻先生に「廣瀬さん、これは呼吸器では無く循環器、特に心臓が弱っていると思うよ。
直ぐに循環器科で検査を受けた方が良い」と言われ翌日同病院の循環器科を受診。
検査の結果即刻入院を薦められ、約4週間後様々な検査が終わった時点で、医者からは「廣瀬さんの病気は特発性拡張型心筋症です。
これは10万人に3~4人の確率で発症する指定難病です。因みにこの病気の治療法は心臓移植しかありません。
移植が出来なければ余命は5年です。」と死刑宣告の様な乾いた声で担当医に告げられた。
さて、今日の新聞広告にあるCOPD。
同じ症状で有ってもその裏には全く違う病気が隠れているかも...