護符と壺とパーティ券
ここに来て世間は、自民党議員の裏金についつてのニュースで持ちきりだ。
大抵の日本人は神社仏閣を参拝し、お札やお守りを買い、神棚に飾ったり財布に入れて肌身離さず持って歩く。
しかもこのお札、つまり護符は一年も経つと賞味期限が切れるのか(パーティー券と同じか)、
なんの疑いもなくお賽銭をあげ、過去一年の無病息災を感謝し、来たる一年の家内安全無病息災を祈り、
再び新しいお札を買い求める。
この護符は仏教伝来と共に伝わり、神社信仰と共に全国に広まり1500年以上続いている。
その延長の様に、人の内面の悩みに入り込み、高価な壺や経典を購入したり喜捨をする事で
救われると信じ込ませ、信者に経済的に苦痛を与えている某教会すらも、自己保身の為多額の政治献金をして
ここ何年か政治問題化している。
今回の自民党のパーティー券も購入する企業などは金額の多寡でご利益に差が出るのか、
随分と余剰が生まれそれが議員本人に環流しているらしい。
パーティー券も御利益が切れる前に次から次へと購入し続ける。
神社の護符も壺も今回のパーティー券も性格が似ているような...
日本的と言えばそれまでだが、如何にも情けない!
当方に御利益が無いのは当たり前か⁉️