幸せの形
昔から先人達が「日常の当たり前が幸せなんだ!」と言うのをよく聞いていた。
最近とみにその事を感じる。
自分自身、還暦を迎える頃から体調の異変を感じ、入退院を繰り返すようになる。
そして青天の霹靂、62才の時には後5年との余命宣告を受けた。
しかしその3年後治験ながらもハートシート移植手術を受け日常生活をとり戻して頂いた。
今年に入って5月下旬には家内が階段で転倒した際の打撲により、ワーファリンの影響で
内出血が止まらず、貧血を起こしたり右足全体の鬱血が酷く歩行困難になり、病院の送迎や店の用事の代行で
蒔いたガボチャの手入れや庭の手入れもままならなかった。
そうこうしているうちに、96才の老父が肺炎で2度に渡り入院し、後半の入院時は非常に危険な状態で
家族の面会も勧められたくらいで、その後1週間と言うものはまんじりともしない日々だった。
家内も階段の転倒以来2ヶ月半になり、家事仕事や店長としての仕事も9割方回復。
老父も危篤の状態を脱し、3日には退院し日常を噛みしめている。
この2ヶ月半と言うもの家内と老父の病院通い優先の日々が続いたが、漸くひと段落。
幸せなんだなぁ、今!