今日のことば
今日は「聖バレンタインデー」だ。
チョコレートが頂けるか、頂けないか。はたまた義理か本命か。
皆さん大いに悩んで下さい。
扨、諺カレンダーには「恋に師匠なし」とある。
この言葉を見て、自分が過去関わっていた、ある団体での事を思い出した。
その団体では、農村の花嫁対策にも力を入れていた。
その対策事業計画には、「女性との会話の仕方(方法)」についての研修会と言うものが有ったが、
いつも違和感が有った。
これは未婚の農村青年を対象としているが、勿論異性に興味の無い人には強要されるものではない。
それを前提とすると、人間いや全ての生き物は、年頃になれば何となく異性に興味が湧き、そして気を引こうと言う行動が顕著になってくる。
鳥の世界では、♂の方が派手な羽を持ち、季節になるとその羽を見せびらかす様に、♀の周りで必死にアピールしている。
野生動物の世界では♀の周りで気長に♂は自己アピールに努めている。
一生懸命にアピールしている最中、強い♂やカッコいい♂がライバルとして現れればその♂は
時として命を賭して戦うのだ。
そして自分は「青春」とはそう言うものだと理解し生きて来たし、そう行動した。
野生の世界では、♀にアピール出来る踊り方だとか、振り向いてくれない♀に理解を得られるまで短気を起こさず
気長に自己アピールを続けなさい。彼女はこれから貴方と一生添い遂げられるかはたまた強い遺伝子を子供に残せるか、じっと吟味しているのよ、
などと言った研修会は開かれていない筈だ⁉︎
男性は好意を持った女性の「個性」に、どれだけ寄り添えるのかアピールする事が大事なのでは。
その諺カレンダーの下段に英語で
「Love needs no teaching(恋は教わるものでなし)」とある。