百姓の責務
今、26日午後2時30分の札幌の天候
前日入りで、ホテルの20階から高見の見物。
さてこの余裕の時間。普段は殆ど見たことはないのだが、何気なくTVをつけると、
「NASA.小惑星の軌道変更に成功 無人探査機衝突実験」と言う番組をやっていた。
地球の歴史を返り見ると、絶えず隕石の衝突を受け、一番有名なのは恐竜の絶滅を
招く気候変動をもたらしたというもので、未来永劫この危険は避けられない。
これに対してNASAは各国の科学者と共同で、危険な惑星を見つけ出しその軌道を人為的に変える実験を始めた。
それは2022年9月26日、DART(無人探査機)を惑星ディディモス(直径780m)を周回する小惑星ディモルファス(直径163m)
に衝突させ、小惑星の周回時間11時間55分を32分縮めた。つまり軌道の直径を数十m近づけ、
ディディモスの軌道を4%変化させる事に成功したようだ。
この実験は地球から約1,100万キロ離れた宇宙空間で行われた。
この探査機は冷蔵庫サイズで時速22,000キロの速度で進み(500日かかったか)
ディフォルモスに衝突したのだ。
この番組を見て...
我々の知らない所で地球を守ろうと奮闘している人々がいたとは!
ロシアとウクライナ、それぞれ主張は有るだろうが、お互いに矛は引けないものか。
地球規模での危機には地球人80億人が協同して対処しなくては。
我々百姓も宇宙船地球号の責任あるクルーとして食糧の安定供給に貢献しなくては。