2021年9月 8日(水) 10:33
イベント・講演会
牧場と学校のコラボレーション
広瀬牧場ウエモンズハートは、帯広市立森の里小学校の校区に有る。
数年前よりその小学校に仔牛を貸し出す取り組みをおこなっている。それが真っ青な秋空の下、昨日から10日までの予定で始まった。
夫々に仔牛のお面をつけて一年生達は家畜運搬専用のトラックの後部の扉が開くのをワクワクして見守っている。
初めて間近に仔牛を見る子供達。
早速入学式のセレモニー。
校歌斉唱の後、歓迎の言葉。そして命名式。名前は「みるくちゃん」だ。
次に歓迎のレイをミルクちゃんに掛けてあげる。
新居の設置してある中庭に移動して、1人ずつ簡単な触れ合いと挨拶だ。
セレモニーの後、漸く新居に入りホットしたのか「ミルク」ちゃんは水を飲んだり、干し草を食べ始めた。
この4日間仔牛に幾度も触れ合い、エサやりや水やり或いは糞を取ったあげたりする中で、仔牛の体温や可愛さを心に刻んでほしい。そしてこの子達が成長していく中で、スーパーで売っているよく冷えた牛乳は、お母さん牛が仔牛の為に出してくれている、温かな母乳であるとか、スーパーなどでパックに切り分けられて売られている牛肉は、あの温かだった牛なんだ。と気づくことが大事なのでは!
「いただきます」は、食とは、命そのものを頂くというその感謝の気持ちなのだと言う事にいずれ繋がって行くものと確信している。