なんだかねぇ...2
最近のトレンド「SDG's」について一言
持続可能な開発目標の略と言う事だが、これは2015年に国連で採択されたもので、「現在の世界をより良いものにしていくための課題に、2030年までに世界が一丸となって取り組んでいく、17の持続可能な開発目標」の事らしい。
多くの政治家や経営者あるいは知識人と言われる方々は、したり顔で背広の胸にカラフルなバッジをつけてテレビに出たりしている。が、「より良い世界」とは抽象的に過ぎて、なんの事なのかよく分からないのは、自分だけだろうか。
自分などは難病を患い余命宣告まで受けた。しかし、図らずも先端医療を受ける事が出来、余命時計の進行を止めていただいた。お陰でより良い人生を謳歌させていただいている。そんな人間にとっては後10年。もうこのまま余生を生きられれば!などと思ってしまう。
はて、人の欲望などは自身が置かれた環境により、千差万別。そう言う前提で見てしまうと、自分などは「SDG'」に反対する訳では無いが、なぜ取り組まなければならないのか、よく分からなくなる。
しかし、前提が変わればさに有らず。
自分の思うキーワードは「宇宙船地球号」だ。
我々の住むこの「地球」は広大無辺な宇宙の中では唯一、かけがえの無い存在である。そしてそこに住む人類は人口爆発が続き、地球環境に大いなる負荷を掛け、資源を無駄遣いしている。この現状では人類は遠からず滅びる事は想像に難くない。
「子孫に健全な地球を残す」そんなキーワードから入って行くと、自分には分かり易い。