愛国
突然だが、帯広市大正町愛国地区の話しでは無い。
オレは日本と言う国が大好きだ!と言う話し!
もう半世紀以上前、ケネディがアメリカ大統領に就任する時「これからはアメリカが我々に何かをしてくれるのかでは無く、一人ひとりがアメリカに何が出来るのか考えよう」といった様な演説をした事が、有名な逸話として残っている。
後年、歴史上有名な石田三成の旗印の「大一大万大吉」も同じ様な意味合いが有ると知ったが、若い頃、オレはそのケネディの言葉に痛く感動した。それからと言うもの、この言葉がオレの人生の行動律になっている。
オレの愛国は、人類の命の源である食糧を如何に確保するかだ。
最近オヤジと共にヤマに通う様になると少しずつ分かったのだが、中札内や帯広の日高山脈の山裾の山林には、元々開拓されていた場所が少なからず有った様だ。今は重機も発達した時代。そう言った山林や周辺部を出来うる限り切り拓き、草地として利用を促進してはどうか。
十勝の酪農は規模の拡大が進み、生乳生産量が一戸あたり1,000tを超える様になり、それにつれ粗飼料の自給率も低減し始めている。また、高位収穫高を誇る換金作物の作付けも増え、農地の奪い合いがはじまっている。それらもとも相俟って農地の供給は喫緊の課題では無いか。
農業新聞を読んで思いを固くした。