これもスマート農業⁈
つい数日前、スプレーヤーに給水していた息子との会話。
「デントコーンの除草剤散布、大分進んだか⁈」とオレ。
「25町も有るからまだまだだ。」と息子。続けて「もう直ぐ強い雨が降りそうだから少し早めの昼にするんだ。」
「雨?」っと言いながら西の日高連峰を北から南へと眺めるも、曇り空では有るが黒い雨雲は見当たらず「ホント?そんな風には見えないな。」と長年の百姓経験者のオレは空を仰ぎながら不思議に思い、息子に話す。
「うんもう直ぐだ!間違い無い!」と息子は、俯きながらも自信たっぷりだ。
1時間後くらいに雨がパラパラと来たが、数分で終わり西の空を眺めて見るも、強い雨雲は見当たらない。
家の中で雨雲レーダーを眺めていた夕息子は、夕方「漸く雨雲が通り過ぎた様だ。」と言いながら家から出て来て又防除に出かけるも、午後はその一回限り。
年老いたオヤジは自分の経験を元に空を仰ぎ、息子は俯いてスマホの雨雲レーダー情報を眺めながらの噛み合わない会話だ。
雨雲レーダーに頼るのも、スマート農業の一つなんですかね?皆さん。
そう言う自分も振り返って見れば、空を仰いで判断を下しても外れる事はママあった。雨雲レーダーにも老人の経験情報を加味出来る様になれば、本当のスマート農業になるんだろうなぁ。
何れにしても病を得てから何も出来なくなり、農作業に対して良かれとアドバイスをしても、ケチをつけられたと受け取られかねないので、極力口出ししない様にしている日々だ。
手伝えないもどかしさで、いっぱいだ!