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2019年12月24日(火) 11:57

結果報告

 23日の阪大病院澤先生受診の結果。
 順番が来て、澤先生の部屋に入っていく。
半年ぶりの挨拶をして診察用の椅子に座ると、自分の着用していたブレザーの左襟に普段から付けているバッジに目が行ったようだ。0DBDF7F4-86F9-4B0F-8054-C5573F28F0B8.jpeg
拡大して見ると...3CC1CCF1-57F5-4ED2-A3D0-086597922420.jpeg
このバッジの絵は「ブラックジャック」の主人公の医者が描かれているが、作者の手塚長虫氏が阪大医学部の卒業生と言う事で、阪大医学部心臓血管外科の象徴として使われているもので、自分は治験の患者として昨年大阪で開かれた心不全、心臓移植患者の集いに出席し、記念に頂いたものだ。
澤先生は開口一番、「あれ⁈そのブラックジャックのバッジ付けてくれているの?」と声を掛けてくれた。
自分も「ハイ、これは私の守護神、お守りですから!」と返すと、大きく頷きながら今回の検査結果や札医大の小山先生の報告書と併せて見て、所見を説明してくれた。
 札医大小山先生の診断通り、EFポンプ率は30%と変わりはないが、ハートシート移植の治験者6人の内最も経過が良好な患者らしい。
澤先生曰く、「あと10年は大事にして貰わなくちや!」と。
10年と余命宣告を受けたのかと勘違いして「あと10年の命ですか⁈」と聞くと、「あと10年と言えば70代半ば過ぎか。そこまで大事にできれば、残りの寿命を全うできるよ」とおっしゃられた。
年が明け令和2年には68才だ。
振り返ると、60才を過ぎた頃から体調を崩し、検査の結果夢想だにしなかった心臓病で余命宣告を受け、その難病との戦い。そして阪大病院の澤先生との出会いと治験手術の成功と慌ただしく人生の淵を走り続けて、気がつくとあっという間に70才目前!
 人生の終わりがある事に気づかされただけましか。
 
貰った命で、これから何をしようか!
それが問題だ‼︎

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