間も無く、冬
先日このブログで、つい四半世紀前までは薪作りは冬に備えての大事な仕事だったので、いつ使うか分からないけど薪が手に入ったので、我が家に運んで積み上げ1人悦にいっている。そんな写真をアップした。
一昨日の事だが、薪運びのついでに上札内の牧草地を一回り。
アレ、鹿だ!しかも(駄洒落じゃない)2頭だ。夫婦かな⁈
雪が降ると栄養価の高い牧草なんか食べられないよな。
まさか鹿達は昨日のニュースで、札幌も初雪が降った!なんて知らないだろうけど、着々と迫りくる冬の足音を感じて、栄養を蓄えるのに必死で、こちらの近ずくのも気づかない。
しばらく眺めていると、漸くこちらの存在に驚き飛びのく!
「おいおい、オレは銃は持っていないぞ。ジビエは好きだけど!」と思いつつ更に眺めていると、鹿も少しの間こちらの様子を伺っていたが、矢張り信じられないと見えて、2頭とも走り去って行った。
「あの軽トラいつ来たのか気付かなかったな!」
「ホントビックリした!軽トラって人間が運転するものだよな。フロントガラスに西陽が反射して、初め人間が乗っているなんて分からなかった。危なかったァ。」
「だけど銃で狙われていたわけじゃ無かったから、我々の天敵人間では無かったんじゃない⁈」
「いやいや、我々を畑作物を食い荒らす害獣なんて言っている農家の奴らが居るんだ。我々鹿にとっては命をつなぐことが大切で、野草と畑作物の境なんて関係ないのに。」「そう言えば、人間界には自分でエサを探さなくても、食堂とかレストランと言うものがあり簡単にエサが食べられるらしいぞ。更に恐ろしい事に、ジビエ料理と言うものがヘルシーで体に優しいとか言って、我々鹿や熊、更には内地では猪などの料理がもてはやされているんだ。」
「サシが入っているとか柔らかいお肉なんて、エサに好き嫌いを言ったり、運動もしない。そんな奴らにヘルシーなお肉なんて言われたくないよネ!」
「人間なんてどいつもこいつも信用できん。この次からは、交代で見張りしながら、食事しなきゃなぁ...」
「ジャンケンしょ、アイコでしょ、アイコでしょ、アイコでしょ....。アレ、チョキしか出せないや、お互いに⁈」