台風19号
今朝の新聞で、猛威を振るった台風19号の爪痕が報告されていた。
北海道は台風の被害は比較的少ないと言われているが、自分達が子供の頃(60年前)のここ十勝は治水工事もまだまだ未完で、帯広川が氾濫し、500mほど北側の下台一面が浸水する事もしばしばだった。
しかしその治水事業を嘲笑うかの様に、氾濫は起きている。人口密度は疎らで
被害戸数は都府県と比べると被害は少ないが、広大な農地がえぐられ砂利や玉石が堆積する被害を受ける。
先月終わった「なつぞら」に登場する柴田牧場の泰樹さんは帯広近郊に入植したが、十勝川の流れが変わってしまうほどの大氾濫で農地を失い、「音問別」と言う村に移住したと言う設定だが、これも史実に基づいている。
いくら社会がIT化しても、自然の猛威の前には人間は無力なものだ。
被害を受けた方々の一日も早く復興をねがっています。