廣瀬観音まつり
岐阜県揖斐郡揖斐川町北方には、上善明寺と言う古刹が有る。
前身は文明年間に空海が開いた光耀山天上寺で、1400年代後半に我が廣瀬家の先祖廣瀬家胤がその天上寺の住職となる。
家胤空道が後に蓮如に出会い、浄土真宗に改宗。寺名も上善明寺と改め現在もその法灯は守られている。
我が廣瀬家もその上善明寺に連なる家系で、昨年上梓した渡道百年記念誌「賢者は歴史に学ぶ」の影響で、わが出身地揖斐川町に住まう廣瀬家とも密な交流が始まっている。
そんな中、揖斐川町の廣瀬誠君が、天上寺発祥の地に建つ廣瀬観音のおまつりの様子を写真で送ってくれた。
例年8月17日に廣瀬観音まつりが開かれるそうだが、1500年代に強い絆で結ばれた林家と廣瀬家で周りの草を刈ったり、飾り付けを数日前から始めてこの日を迎えるそうだ。
共に汗を流す事は絆の強さの確認でもあり、この祭りが500年も前から続いている由縁だろう。
一度参加して見たいものだ!
ナマンダブ、ナマンダーブ、なまんだーぶー!