酪農監修が明かす「なつぞら」
阪急での催事終了と共に検査入院が決まり、16日に入院してしまった。そして 昨日あたりからようやく朝ドラのなつぞらをゆっくりとみる事が出来るようになった。7日のアクシデント以来10日も経ったが、もう3週目16回目になっていた。
4月にはいってこの方ドタバタしていて、粟野咲莉ちゃん演ずる「子なっちゃん」のパートは、残念ながらリアルタイムでは殆どみられ無かったが、NHKから送られているDVDは3度も観ているのでまあ、いいっか!
と言う事で、3週目は「なつよ、これが青春だ!」編に突入。
十勝の牧場で伸び伸び育ったなつは勝農の畜産科に入学し、早3年生になっている。
勝農とは、帯広市で100年の歴史を誇る道立帯広農業高校の事で、6年前に映画化されたアニメ「銀の匙」の大蝦夷農業高校のモデルとなった高校である。
朝ドラで主人公が通う農高が我が母校とは物凄く光栄な事だ。
戦後は「帯広農業高校」として改変され「帯農」と呼ばれる様になったが、我々が入学したS42年頃は旧校名の略称「勝農」と呼ばれていた。
なつが学ぶ畜産科の授業風景。
この先生のモデルは道見先生もしくは小島先生か?
そして3年生になったなつが演劇部に入部するのだが...この勝農演劇部は全道大会の常連校として十勝高校演劇部に君臨していた。
そしてその勝農演劇部を率いる倉田先生...
この劇中での倉田先生ははっきりとした、モデルがいるのだ。我々も習った海保進一先生で、台本を読んでいると海保先生なら斯くやあらん!と懐かしく思い出していたが、テレビでは柄本佑さんが演ずる海保先生になって少々残念な気がします。が、こんな感情は海保先生と3年と共有したからこその思いで、贅沢ではあります。
因みに脚本家の大森寿見男さんも、この海保先生に何度か取材していたようですが、海保先生はなつぞらを見る事無く昨年11月頃に亡くなられたのだ!返す返すも残念な事だ‼️
さて、この物語の中に「雪月」と言うお菓子屋さんがでてくる...
十勝は昔から豆の国と言われている。そして戦後酪農も盛んになり、良質なお菓子の材料は地元十勝で調達出来ると言う事で、全国的に有名なお菓子屋さんがある。さて、そのいずれの菓子屋さんが「雪月」のモデルなのか、議論のある所だが、これは「六花亭」と「柳月」を合わせたものです。
六花とは「雪」の結晶の事であり、方や「月」は柳月からと、帯広十勝の著名な菓子屋の両雄相並び立つ様な、大森さんの配慮と思います。
では、今日はこの辺で...