陸別
昨日、家内と陸別での葬儀が有り、お参りをして来た。
50年前(50年⁈半世紀も昔だ!)、帯農酪農科を一緒に卒業した秋山君の父親が91才で亡くなったのだ。秋山君とは妙にウマがあって、3年生の夏休みには道東を一周するバイクツーリングも一緒だった。社会人になってからも無理に呼び出して飲みに行く程の付き合いも無かった。しかし、会えば必ず胸襟を開いての近況報告をし合う仲だ。
近年は孫の誕生日には必ずウエモンズハートのアイスケーキを送ってくれる。しかも7人分毎年だ。オレの方も昨年来「なつぞら」の撮影で幾度となく陸別を訪問し秋山君の家にも初めて寄らせていただいた。
年が明け、1月26日には再び陸別で撮影が有ったのだが、その時には撮影現場まで、陣中見舞いに来てくれた。その際もお互いの父親(いずれの父親も昭和2年生まれの同い年)の近況報告をし有ったのだが、その時は少しボケが来てるようだけど相変わらず元気だ、と聞いていたので新聞紙上での訃報には驚いた。
JA陸別の通夜、告別式と言う事でお参りに行って来たのだが、驚きだ!
農協関係の施設にしては遊び心満載で、社会を斜(はす)に見るオレとしては大喝采だ!
告別式、送り出しは11時過ぎには終わったので、森田屋でソバを頂く。
この森田屋の前にはオレと同じ様な腹を抱えたタヌキがお出迎え。親近感が湧く。この店のソバは父親や稚内の太一君からも美味しいとの評判を聞いていたので、迷わず暖簾をくぐったが、噂に違わず美味しかった〜。満足、満足!
蕎麦を食べ終えカウンターの上の時計は12時20分を指している。折角の遠出、今度は新鮮な魚介を求めて釧路の和商市場にハンドルをきる。
我々高齢者には、和商市場の様な対面販売でのやりとりが楽しい。生のカレイや一夜干しのホッケ。丸々太ったイワシ。ホヤ、タチ、色々仕入れて午後6時過ぎ凱旋帰宅だ。
約300kmのドライブは矢張り疲れてしまい、夕食後すぐバタンキューだった。歳をとったものだ...