ソウルフード
誰でも同じかと思うが、心に残るふるさとの食と言えば矢張り、オフクロやばあちゃんが作ってくれた食事やおやつの数々だ。数多思い出すが今は昼時。口の中がヨダレで溢れてくるので思い出は振り払うとして...
自分が親から自立して喫茶店や食堂に行く様になったのは高校生の時だ。今から思えば随分奥手と言うか田舎者だった。(指摘されるまでも無く今でも田舎者だが!)
高二の時だ。冬はバイクでの通学が無理なので、帯広駅前乗り換えのバス通になるのだ。帰りの乗り換えは時間がうまく合わないのでその間、近くにありながら神秘な都会?を徘徊する様になった。ある時友人に「インディアン」と言うカレーの専門店に連れて行ってもらったが、余りの旨さにビックリした。値段も安いし。当時出来てまだ数年しか経っていなかった筈だが、高校生の間では燎原の火のごとくあっという間に「安くて、旨くて、速い」と言う噂が広がった。
あれから既に50年の月日が流れているが、この間何度利用した事か!息子達も勿論連れて行ったが、長男は定期的にインディアンのカレーを食べないと禁断症状が出るらしい。横浜や東京で働いている二人の息子も里帰りの際、家に帰る前にインディアンカレーを食べる習性があるらしい。自分達もそうだが、息子世代にとってインディアンカレーはソウルフードなのだ。
さて、先ごろから受け付けていたウエモンズハートのクリスマスアイスケーキのお渡しが今日からピークを迎えている。スタッフも7時前から当日お渡し分の製造をはじめているので、昼食は帯広人のソウルフードインディアンのカレーを注文して来るのだ。引き取りに行くのはオレの仕事だが、店長に「孫用にプリキュアのカレーおねがいネ」と年明け4才になる孫の分も頼まれた。
彼女のソウルフードカレーは...
どっちかなぁ⁈