脆弱さ丸出し
9月6日未明、札幌琴似のホテルで今回の北海道厚真地震に遭遇した。
先に携帯の警報アラームが鳴り何事か?と目を覚ますと地震が来た。震度4~5位。大したことは無いと思っていると、その内停電。
その直後家の方から長男が電話を寄越し、帯広も停電。長引く様だとアイス溶けてしまうよ。そしてウエモンズハートの1.5tの冷凍車に移しかえるとの事。
店を手伝ってくれている妹達も早朝からその作業を手伝ってくれ、食材も含め難をのがれた。
その日6日は家内が手稲の大野病院にカテーテル検査の為入院予定だったので、病院を尋ねると矢張り停電で大混乱。改めての入院を約して274号で帰路につくも、信号が消えて渋滞かあちこちで発生。札幌の町を抜けるのに約2時間かかった。札幌帯広間で信号など電気が点いていたのは日高町のみ。
車のラジオで聞く情報では全道一円295万戸が停電らしい⁈
何で?訳が分からん!
しかし、当帯広は8日夕方にようやく通電。翌9日にはほぼ全道で通電されるも、混乱は続いていた。
それまでの間、ガソリンスタンドは長蛇の列。しかも給油量の制限有り。コンビニやドラッグストアには食料を、ホームセンターでは懐中電灯を買い求める人でこちらも長蛇の列。
いやはや、厚真は震度7と言う未曽有の地震だったが、札幌も帯広も地震馴れした我々には大したものでは無かったが、何と言う事か⁈
そう言えば、地震発生当日274号線を被災地に向け、自衛隊のありとあらゆる車両(流石戦車は走って居なかったが...)が走行していた。
さて柄にも無く国際関係について思った。
今政府は北朝鮮の核ミサイルの脅威を前面に打ち出し、経済制裁の強化を声高に叫んでいるが、潜水艦からミサイルで発電所(原発を含む)を何ヶ所か攻撃するだけで、市民生活が大混乱するのは必定。ライフラインの合理化が過度に進み、戦う以前の問題が山積では無いのか⁈