共感
原田伊織の著書ー列強の侵略を防いだ幕臣たちーの締めの言葉。
「一言以って国を滅ぼすものありや
どうにかなろうの一言、これなり」小栗上野介忠順(江戸時代の幕臣、外国奉行)
牛の命を預かる人生を続けてきて、「どうかになろう⁈」ではなく「何とか!」を心掛けて来た。
小栗忠順とは比べ物にはならないが、ちっぽけな我が廣瀬家を預かって一区切りついた今、共感する。
また小栗は「幕府の命運に限りがあるとも、日本の命運には限りが無い...」とも。地球を、日本を俯瞰すると見えてくる緊迫した食糧事情。スーパーに食物が溢れる飽食日本に警鐘を鳴らす酪農教育ファーム活動の真髄でもある。