タンポポ
道端に西洋 たんぽぽが真っ盛り...
妹と(残念ながらガールフレンドでは無い)たくさん摘んできて花の首輪を編んだり、種になっなタンポポを取ってきて相手に吹きかけたり...
広い牧草畑のタンポポで遊ぶハイジ。アルプスの少女でもお馴染みの風景。
のどかな田園風景には欠かせない花だ。
しかしこのタンポポ、可憐な容姿からは想像出来ない食わせ者‼︎
我々農家にとっては、この上無い手強き雑草だ。
牧草地で数株のタンポポが咲いていて、それを放置しているとあの落下傘の様な種子が飛散。牧草地の裸地に落ちたら早速翌年芽を吹き根を張る。根付いたが最後だ!
そして数年を経ずして、広い牧草の緑に映える黄色のタンポポ畑。最悪だ!
さっきから花が綺麗だ。しかし仇だと言っている訳。
牛の嗜好性は悪い上、飼料畑としての栄養収量を考えると、栄養価は低く単位あたり収量も20〜30分の1。
全くもって憎っくき仇だ。