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2018年3月28日(水) 07:04

伝染病

我々の業界紙日本農業新聞第1面に又嫌なニュースが載っていた。
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我々酪農家に取って、最も怖れる偶蹄類の伝染病口蹄疫が又韓国で発生したようだ。
農業高校の授業で法定伝染病の一つとして習ったことは有ったが、平成22年に宮崎県で発生。その発生農家から半径10km以内の偶蹄類即ち牛と豚が無差別に何十万頭と殺処分されるのを目の当たりにし、その伝染病の恐ろしさを再認識させられた。
しかしその迅速な対応により、その後1年間再発生が無い事を確認して、国際獣疫事務局から再び清浄国の認定を受け、家畜の移動制限も解除された。それ以来我々生産者を始め畜産関係者の努力で発生は一度も無い。
翻って韓国だ。
彼の国でも同じ年に発生していたが、その対応が杜撰で再発を繰り返し、清浄国指定を返上出来ず汚染国のまま今日のニュースとなった。
同国の食糧自給率は10%台。という事は、食料の輸出は鼻からする気も無く輸入一辺倒。穿った見方かも知れないが、汚染国のままで何の問題もない。
翻って今日本は経済成長の一つとして、インバウンドの増加を目指している。つまり国の方針は、汚染国か否かは問題外。来るものは拒まずだ。
この伝染病口蹄疫は強伝染性なので、我々畜産農家は持ち込ませず、持ち込まずを墨守させられている中で、"ウエモンズハート"や"十勝農学校"の活動が大いに制限され、迷惑この上ない。

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