偶然の賜物
偶然 其の1
「明日の仕事の予定は?久しぶりに釧路に行かないか⁈」
「どうしてって、生きのいい生サンマ食べたいし...」
「いやぁ、いくら不漁と言ったって一匹もないなんて事ないだろー」
「よーし、じゃ明日朝両親も誘って9時半出発だな!」
てな具合で今朝エスティマに母親を乗せて3人で出発。
帯広音更インターから道東自動車道に乗り、終点阿寒町インターから和商市場に11時半頃到着。
偶然 其の2
あれ?休み⁈
張り紙には、「勝手乍、今年最後の休みを頂きます。明日から年内休まず営業します。」って...
しょうがない、港に面した商業施設「MOO」に行くか⁉︎
人が疎ら!
生魚なんて一匹もいない!
買ったのは、塩辛、松前漬け、鯨缶、かまぼこ、干した縞ホッケ二枚、一夜干しの氷下魚てなとこか。
母親は、ひ孫におままごとセットと、期待が大きかっただけにしけた買い物を済ませ、昼食は家内が高校生時代に通ったスパゲティの泉屋でと言う事でMOOを後にする。
偶然 其の3
駐車場でエスティマに乗車し駐車券を見ると、「お買い上げ3000円以上90分間無料」と有るではないか。
「面倒くさい、何百円の事だろやめとけ!ナニ?印を押して貰いにMOOの中の案内所に行って来るって⁇」
賜物...⁇
MOOから家内は、頭の禿げたおじさんと一緒にエスティマに向かって来るではないか!誰だ⁈
道庁に勤めていて今は釧路振興局で部長を務めている従兄弟の雅之ではないか‼︎驚いた‼︎二年前札幌出張の時、彼の家に泊めてもらって以来だ。