呪縛
11月13日月曜日。昨日のことだが、予定されていた帯厚生の循環器内科を受診して来た。
前回は9月26日に受診し、10月23日からは阪大病院で検査入院。その後は先に書いた通り日本列島を縦断して丁度10日前に帰ってきた。
その阪大ではハートシート移植をしても即効性は無く、心筋と馴染むのは半年から一年後です。手術が成功と判断できる迄無理は禁物!と言われている中での縦断旅行だったので、BNPの値が心配だった。
結果は何と30を切っていて、ほぼ健常者の域(0~18)である。
そう言えば...
新幹線の品川駅を降りて京急線の乗り場まで(港南口から真反対の高輪口)休まず歩けた。
泉岳寺駅では出口を間違え地上に出て見れば、宿泊先のAPAホテルから随分離れていてこれも数百メートル歩きまわる。
翌日銀座三越のホクレンイベント会場で次男、三男と落ち合い、午後5時からは銀座コリドー街の「十勝屋」で夕食会。息子達は、ここから約1km有るけどタクシーにする?と気遣ってけれたけれど、息子達の提案をアッサリ却下して、休み休み歩けば大丈夫だ!と思い切って歩いてみると......⁉︎
何という事だ!
昨年の今頃は直ぐ息切れを起こし、50mと歩けなかった。自分自信、病の回復ぶりに驚くばかり!
この四年間の悪夢を取り払ってくれたのが小山博之先生だ。
小山先生は12月を最後に札幌医大に戻る事になった。
小山先生は俺を、「拡張型心筋症と言う呪縛」から解き放つ為に帯厚生に赴任して来てくれた、文字通り救世主だ。
今年は、高校の同級生石川和男も亡くなった。義兄の片所幸一も、JC仲間で同い年の奥周盛も...
万感胸に迫る。