移ろい
10月22日検査入院の為帯広を発ち、引き続き様々予定をこなして昨日昼に帰着。90才になる父の迎えで2週間ぶりの我が家。
すっかり冬を迎える装い!
今年は正月を跨いで入院退院したのは1月末。裏のクリの木も冬の寒さにまだまだ気を許さず耐えている。
5月初め、大阪へ出かける直前。この辺では最も遅いカシワも漸く葉を繁らせた。
8月末阪大病院退院。そして2カ月。一回目の検査入院が近づき庭の木々は...
一夏かけて次世代へと引き継ぐタネを実らせ、その実を心待ちしていた動物たちの胃袋も満たし、最後には人工の光に疲れた人々の目を癒してくれた紅葉も脱ぎ捨ててしまった。
昨年来入退院を繰り返し、季節の移ろいを断片で見つめた我が家の四季。人生初だ。
「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」哉!